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『最新!平成ことば事情』ほか

 関西に住んでいたとき、読売テレビ・道浦俊彦アナの日本語コーナー(夕方のニュース番組の1コーナーだったか)を楽しみにしていました。目のつけどころが素晴らしいのですよ。名古屋に転居して、そういった番組とは疎遠になっていたのですが、ふとしたきっかけで、道浦アナが何冊も本を上梓されていることに気がつきました。
 おお! と、まとめ買い。
◎道浦俊彦『「ことばの雑学」放送局 「新語・造語・迷用法」をアナウンサーが楽しく解説』PHP文庫(03)
◎道浦俊彦『スープのさめない距離 辞書に載らない言い回し56』小学館(07)
◎道浦俊彦『最新!平成ことば事情 抱腹舌好調!現役アナの日本語教室』ぎょうせい(11)
「ことばの雑学」放送局.jpg スープのさめない距離.jpg 最新!平成ことば事情.jpg
 読むのが楽しみです。
 日本語の誤用に関する本では、マンガにも面白いものが多いです。マンガですから用例は少ないのですが、それゆえ選び抜かれているんですよね。
 お勧めは、こんな本です。
◎かおり&ゆかり『えーっ!これ、言い間違い!? 知っていないと恥ずかしい日本語』飛鳥新社(13)
 誤用をテーマにした本のタイトルに疑問を呈するのははばかられるのですが、「知っていないと恥ずかしい日本語」って、どうなんでしょ。私の言語感覚では、ちょっと違和感あり。「知らないと~」でしたらすっきりなのですが。
◎篠崎晃一・著/たかまつやよい・絵『え?これっておかしいの!? マンガで気づく間違った日本語』主婦の友インフォス情報社(14)
◎ふじいまさこ/学研辞典編集部・監修『日本人ですが、ただいま日本語見習い中です! 言葉を愛する辞典編集者の毎日』学研教育出版(14)
えーっこれ、言い間違い!?.jpg マンガで気づく間違った日本語.jpg 日本人ですが、ただいま日本語見習い中です!.jpg
 あ、そうだ。タイムリーなので。
『マンガで気づく間違った日本語』のカバーには、こんなマンガが載っています。
カバー裏.jpg
 で、今日のヤフーニュースに「V6坂本昌行 稽古中に初の知恵熱」なんてのがあります。44歳で知恵熱ですか。いいのかなあ、そういう発言をする芸能人も、それをそのまま報道するマスコミも。

【追記】6月1日
 ブログ内検索をしてみたら、この記事で「知恵熱」に触れていました。
>「知恵熱」――「勉強をしすぎたり頭を使いすぎたときに知恵熱が出るなんてよく使いますが」というナレーションが流れて、びっくり。よく使う? ほんと?
 と書いています。よく使われているというのは本当なんですね。
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『ルーフォック・オルメスの冒険』ほか

 久しぶりに新刊を買いました。
◎カミ『ルーフォック・オルメスの冒険』創元推理文庫(16)
 待ってました!(→この記事参照)
 初めての翻訳ではありません。まず『名探偵オルメス』大白書房(42)が出て、その再刊が『名探偵オルメス』芸術社・推理選書(56)、『怪盗幽鬼事件』審美社(59)、『名探偵オルメス 怪盗幽鬼事件』銀河文庫(60)と3冊出て、今回の創元推理文庫版は新訳です。
 私が持っているのは大白書房版と芸術社版、そして今日買った創元推理文庫版だけ。残る2冊も欲しいけれど、入手は限りなく難しそうです。
ルーフォック・オルメスの冒険.jpg 名探偵オルメス(大白書房).jpg 名探偵オルメス(芸術社).jpg
◎スティーヴン・ミルハウザー『魔法の夜』白水社(16)
 作者&訳者のダブル署名入り。こんなのが目に飛びこんできたら、買うしかないでしょう(嬉)。ミルハウザーに関してはここに。ショートショートの見地からも要チェックの作家なのです。
魔法の夜.jpg サイン.jpg
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ブログ「世にも奇妙な物語―ブログの特別編―」

 昨日の続きです。
 朝起きて、昨日見つけたブログ「世にも奇妙な物語―ブログの特別編―」を読み始めました。『世にも奇妙な物語』の源流となった海外ドラマも多数紹介されていて、これは嬉しいですね。
 楽しく読み進んでいって、こんな記事を発見!

「雨の特別編」は、1991年夏津にプロ野球中継が雨で中止となった時専用として制作された実験的な回であり、過去何度か放送機会があったものの、中継が中止にならなかったためにそのままお蔵入りになってしまったという曰くつきの回であります。

第1&3話では、タモリが古典ミステリー小説を朗読、第2話では主人公が3つの物語を酒場で聞いていくという一風変わった内容になっていますが、版権の都合上、動画内では第3話「あけたままの窓」の映像のみの公開に。

公式Twitterでも「二度と見れません」「今だけの公開」と念を押されているので、恐らく現時点では版権的に全編公開は難しいのでしょう。とはいえ、本来であれば日の目を見ることのないまま消えてしまうような映像が公開された訳ですから、大事件であることには変わりません。

大我さんのお話ではマニアトーク収録時は「雨の特別編」の映像は流されていなかったそうで、後藤プロデューサーからは「番組テープの管理リストに記載されてないので映像自体が行方不明」との話を聞かされていたとのこと。そんな状況から、動画配信まで2ヶ月の間になんとかテープを発掘してくださったらしく、感謝のしようもありません! テープが現存するのがわかっただけでも嬉しいニュース!(T_T)

 おわあああ!
>版権の都合上、動画内では第3話「あけたままの窓」の映像のみの公開に。
 ご連絡いただければ、もちろん私は許諾します。とにかく観たいですよ、自分原作のドラマ。

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『世にも奇妙な物語 '16春の特別編』

 先週土曜日(5月28日)に放送された『世にも奇妙な物語 '16春の特別編』を観ました。今回は、以下の4編。
・美人税(原案:加藤公平)
・夢みる機械(原作:諸星大二郎)
・通いの軍隊(原作:筒井康隆)
・クイズのおっさん(原作:竹本友二)
「美人税」以外の3編は原作を読んだことがあります。「クイズのおっさん」なんて、つい先日読んだばかり(→この記事)。放送予定を知って以来、楽しみにしていました。
 いやあ、いずれも面白かったですねえ。放送開始から26年が経ってもこのクオリティを維持しているのは素晴らしいと思います。ほんと、長い付き合いになりました(→この記事参照)。
 で、何気なく「世にも奇妙な物語-ファンサイトの特別編-を眺めていて、なんじゃこれ? となりました。原作データのページに、以下のデータが掲載されていたのです(画像クリックで拡大表示)。
原作(高井信).jpg
「酒場で聞いた話」(未放送)?
 つまりこれは作品はできあがっているけれど、何かの都合で放送されていないということなのでしょうか。
 いやいや、私、知りませんよ。こんなこと。
 もし完成しているのでしたら、ぜひ観たいです!

【追記】
 ほかにも「未放送作品」はあるのか、チェックしてみました。

W・W・ジェイコブズ「猿の手」
サキ「あけたままの窓」
高井信「酒場で聞いた話」(原作タイトル「不老不死を信じますか」)
B・ペロウン「酒場で聞いた話」(原作タイトル「穴のあいた記憶」)
星新一「酒場で聞いた話」(原作タイトル「なんでもない」)

 推測するに、「猿の手」と「あけたままの窓」は単独作品、「酒場で聞いた話」と題された3編はオムニバスなのかな。ということは、もしこれが放送されるとしたら、私の原作ドラマが星さんと一緒に? わひっ(嬉)。
 公式サイトなら放送局に問い合わせるんですが、これ、ファンサイトのデータですからねえ……。

【追記2】
 さらにサイト内を検索すると、こんなページが!
>- 世にも奇妙な物語 雨の特別編 -
>1991年夏頃にプロ野球中継の雨天中止用に制作も、放送機会を逃し続けたため未放送。
>2015年10月23日にYoutubeの「世にも奇妙なマニアトーク #5」内にて一部映像の初解禁が行われた。
 おわわわわ……。
 制作されてたんだ!
奇遇.jpg
【追記3】
 さらに、こんなサイトを発見!
 拙作「不老不死を信じますか」、もろに紹介されています。
 それにしても、台本が流出しているなんて……。もちろん、うちにはありません。
 もし残っているなら欲しいなあ。『世にも奇妙な物語』の台本、けっこうちゃんと作られているんですよね。右は拙作をドラマ化した「奇遇」の台本。
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『火の鳥』

 ふとしたきっかけで、手塚治虫『火の鳥』を読み返そうと思い立ちました。
 読む順番は気分任せで、今日は「未来編」「異形編」「復活編」「望郷編」「宇宙編」「生命編」と読み進めました。数十年ぶりに読むエピソードもあり、読み始めるまで内容があやふやになっているものもありましたが、読んでいくうちに記憶が甦ってきます。ムーピー、ロビタ、牧村。
『火の鳥』、やはり傑作ですね。数日かけて、全編を読み返します。
火の鳥.jpg
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嬉しいプレゼント

 星新一ファンの先輩にして星新一コレクターの和田信裕さんがブログ「最終回文庫」で、星さんのコレクターズ・アイテムを紹介しています。星ファンでしたら生唾ごっくんの品々。私もある程度は所有していますが、和田さんのコレクションにはとても及びません。
 この連続企画については私も少しだけ関係していまして――要するに「これも載せましょうよ~」というリクエストなのですが、その過程で、「へえ、和田さん、これを持ってないのか。うちにあっても死蔵するだけだから、差し上げよう」と思いました。何も知らせずに、いきなり送付。サプライズ好きなのですよ(笑)。
 そしたら喜び&驚きのメールが返ってきて、「実は自分も同じことを考え、高井さんに進呈しようと思っていた本がある」と。
 で、送っていただいたのは以下の3冊です。
◎星新一『きまぐれ星のメモ』角川文庫(のハードカバー)
◎星新一『きまぐれロボット』角川文庫(のハードカバー)
◎筒井康隆『農協月へ行く』角川文庫(のハードカバー)
きまぐれ星のメモ.jpg きまぐれロボット.jpg 農協月へ行く.jpg
 嬉しい! 和田さん、ありがとうございます!
 あとは図書館用『にぎやかな未来』ですね(→この記事の【追記】参照)。いつかは入手したいものです。
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『筒井康隆全戯曲①』

筒井康隆全戯曲①.jpg 日下三蔵編『筒井康隆全戯曲① 12人の浮かれる男』復刊ドットコム(16)を編者よりお送りいただきました。ありがとうございます。
 収録されている戯曲自体はすべて既読&所有していますが、関連エッセイなどは読んだことのないものが多いような気がします。というか、読んだことがあるのかないのか、よくわからない(苦笑)。
 出版芸術社から刊行中の『筒井康隆コレクション』もそうですが、こういった作品群の多くをほぼリアルタイムで読んでこられたのは幸せなことであるなあ、と改めて思います。
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絵本『3びきのかわいいオオカミ』

『3びきのかわいいオオカミ』という絵本が話題になっているようです。たとえばこのサイトとか。
3びきのかわいいオオカミ.jpg 確かに、めちゃ面白そう。ネットで全ページが読めますし、全文朗読をしている映像も見つけましたけれど、やはり私は紙が好き。といって買うほどではないので、図書館で借りてきました。
◎ユージーン・トリビザス 文/ヘレン・オクセンバリー 絵『3びきのかわいいオオカミ』冨山房(94)
 いやはや、悪虐非道・傍若無人だなあ(笑)。まさに豚非豚(とんぴとん)
 結末のハッピーエンド展開には(個人的には)不満ですけれど、まあ、絵本ですからね。これでいいのでしょう。
 楽しませていただきました。
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『リナ』

 ちばてつや『リナ(全3巻)』ちばてつや漫画文庫(77~78)を読みました。初読と思っていましたが、ところどころ覚えているシーンがあります。読んだのを忘れていたのでしょう。よくある話です(笑)。
 これまた安定のちばてつや、安定の面白さ。楽しかったです。
リナ1.jpg リナ2.jpg リナ3.jpg
 思い返せば2012年末、ふと見かけて買った『みそっかす』が始まりでした。ちばてつやが無性に懐かしくなり、古書店で見かけると購入するようになったのです。
『アリンコの歌』『ユキの太陽』『1・2・3と4・5・ロク』『島っ子』などを読んできて、ぜひとも読みたいのは『ユカをよぶ海』だけとなりました(→この記事参照)。これ、読んだことがないような気がしているのですが、もしかすると……(苦笑)。まあ、読めばわかりますね。
 また機会があれば。
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「SFハガジン」第20号

「SFハガジン」第20号を発行しました。今回は江坂遊さんの作品を掲載。さすがに複数号一気発行はしませんでした(やろうと思えばできますけどね)が、第20号記念・特別企画として、ちょっとした趣向をば(笑)。
 本日発送予定です。しばらくお待ちくださいませ。
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『光る雪の恐怖』

光る雪の恐怖.jpg 昨日に続き、今日はリチャード・ホールデン『光る雪の恐怖』岩崎書店・冒険ファンタジー名作選(04)を読みました。名前も知らない作家の作品です。
 生きている雪が人を襲うという、もろに私好みのストーリー。50年代黄金期SFの匂いが漂っています。『鉄腕アトム』のエピソード(宇宙ひょう)、あるいは拙作『雪まつりの夜』を思い出したりしながら、楽しく読み終えました。(解説に、1955年に出版された作品とあり、なるほど納得)
 何度でも書いちゃいます。――こういうの、子どものころに読みたかった……、
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『星からきた探偵』

 一昨日の『合成怪物の逆しゅう』に続き、ハル・クレメント『星からきた探偵』岩崎書店・冒険ファンタジー名作選(04)を読みました。かの名作『20億の針』の子ども向け翻訳です。
星からきた探偵.jpg『20億の針』(創元推理文庫)を読んだのは中学生のころだったと思います(→この記事参照)。細かいことは忘れてしまいましたけれど、めちゃ面白かったことだけは覚えています。
『合成怪物の逆しゅう』と同様、『星からきた探偵』も子どものころに読みたかったですねえ。おっと、中学生も充分に子どもですね。この場合の「子どものころ」というのは、「大人向けの文庫本を読み始める前」という意味です。まあ、小学5年くらいまで。

【追記】
 記事をアップしたあと、何気なくネット検索したら、『20億の針』新訳版(創元SF文庫)本日発売とのこと。なんという偶然なのでしょうか。驚いています。
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『合成怪物の逆しゅう』

 予約してあった資料の用意ができたという連絡があったので、近所の図書館に行きました。館内を歩いていて、児童書SF――岩崎書店の冒険ファンタジー名作選がずらりと並んでいるのを発見。
 小学生のころ、私はSFなんて言葉すら知らなくて、当然のことながら子ども向けのSFはほとんど読んでいません。『見えない生物バイトン』とか『宇宙怪獣ゾーン』とか、少しは読みましたけれど、SFという認識は皆無でした。(→この記事参照)
 子ども向けに翻訳されたSFかあ。
 なんだか読んでみたくなり、適当に見繕って借りてきました。
合成怪物の逆しゅう.jpg まず読んだのは、レイモンド・F・ジョーンズ『合成怪物の逆しゅう』岩崎書店・冒険ファンタジー名作選(04)です。作者が映画『宇宙水爆戦』の原作者ということもありますが、表紙とタイトルにそそられたというのが大きいですね。
 陰謀によって殺され、その脳を人工頭脳に組み込まれた若き科学者。彼は自分の目・耳・口、そして手足となって動く生命体を創造し、同じ立場の仲間(生きている脳)たちと力を合わせて、自分を陥れたやつらへ立ち向かいます。悲しい結末が待っていますが、いやしかし、これも正解かなと思いました。
 とっても面白かったです。こんなの、子どものころに読みたかったなあ。
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「Hard SF Laboratory」143号

「Hard SF Laboratory」――石原藤夫さんが主宰するハードSF研究所の公報の最新号(143号)が届きました。石原さん、いつもありがとうございます。
 私の連載「日本ショートショート出版史・覚え書き」は第6回を迎えました。今回は1976年から1979年まで。星新一ショートショート・コンテスト(第1回)を経て、ついに私が商業誌デビューする年まで来ました。
 本稿で詳細に記述しているのは星新一がデビューした1957年から歿した1997年までで、それ以降は略史という形を取っています。今回で、ちょうど半ばに達したことになりますね。まだまだ、先は長いです。
HSFL143号.jpg 引き続き、例によって森田裕さんの連載を読みました。今回のメインはレイ・カミングスです。未訳の翻訳もあったりして、とても興味深い内容なんですが、それより――
 うは。古本病の15症状! 私は12個当てはまるかな。はい、立派な古本病患者であります(笑)。
 石原さんのML(ミッシングリンク)期や海野十三の研究も絶好調。ほとんどは私の知らないことで、「へえ、そうなんだ」の連続です。石原さんはやっぱりすごいですね。
 そんなこんなで――
 楽しいーーーーーーーっ。
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『夢十夜』マンガ化

 へえ。夏目漱石『夢十夜』を近藤ようこがマンガ化するのですか。
 このサイトによりますと――
>「第一夜」から「第八夜」までは公式サイトに掲載され、「第九夜」「第十夜」を加え来春に単行本化される予定。
 ふむふむ。ウェブ連載を適当に読みつつ、単行本が出たらまとめて読むことにしましょうか。
 ちなみに、『夢十夜』のマンガ化作品で私が把握しているのは以下の2冊です。ほかにもありそうな気がします。
◎桟敷美和『コミック版 夢十夜』ホーム社・MANGA BUNGOシリーズ(10)
「夢十夜」全10話のマンガ化。
◎宮腰義勝『夢十夜 文鳥』ぎょうせい・文芸まんがシリーズ(92)
 第一夜、第三夜、第四夜、第五夜、第六夜、第九夜のみのマンガ化。
夢十夜.jpg 文鳥・夢十夜.jpg
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「ユリイカ」1979年10月号

 行きつけの書店(ちくさ正文館・本店)に委託している『SF雑誌99の謎』と『ベムAGAIN+』が売り切れた(→この記事参照)ということで、追加納品してきました。興味のある方は、お店に足をお運びください。
ユリイカ.jpg 新刊購入はありませんでしたが、ついでに立ち寄った古本屋にて――
◎「ユリイカ」1979年10月号
 特集=ユーモア 現代文学のブラック・ホール
 宮本陽吉編「アメリカ・ユーモア小説集」として、シンガー、バーセルミ、ラニアン、ヴォネガット、サーバーの短編が掲載されています。関連エッセイも、利光哲夫「カミのブラック・ユーモア劇」など充実しています。
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『影狩り』

 昨年末、さいとう・たかを/さいとうプロ作品『影狩り 第1集 あつまった三匹』さいとう・プロダクション(72)を買いました。そのとき(→この記事)に書きましたように、ものすごく懐かしい本(の再刊)です。
『影狩り』といえば、なんといっても「化粧の城」(→この記事)ですが、それはともかく――
 先月、その第1集の初版を含む『影狩り』全14集(さいとう・プロダクション/1971~1973)を見かけ、おおおおおー! と購入しました(第2集は再刊)。当時、全冊は購入しなかったと思いますが、半分以上は買ったように記憶しています。いやあ、懐かしいなあ。
影狩り(背).jpg
『影狩り』だけではなく、ショートショートや他作家の短編マンガも掲載されていて、それらも実に楽しい。
 なかでも私の目を惹いたのは「今村直道」という名前です(第8集および第14集)。
 今村直道? 見たことあるぞ。「宇宙塵」の会員じゃなかったっけ?
 目次には「SFショート・ショート」と書かれています。当該ページを見ると、マンガが掲載されていました。手塚治虫タッチの、いい感じの画風です。
 調べてみましたら、「宇宙塵」や「新世紀」といったファンジンにショートショート(小説)が掲載されていました。また、マンガは「リイドコミック」にも掲載されている様子。
 こういう発見は嬉しいですね。
影狩り1.jpg 影狩り1(再).jpg
 上の書影は第1集の初版(左/1971年6月1日発行)と再刊(右/1972年7月1日発行)です。私が当時買ったのは左側。
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『闇のくノ一 かまり弁天』

 これまでに何度も書いていますように、宮崎惇さんは私にとって特別な作家です。
 今年1月、日下三蔵編/宮崎惇『21世紀失楽園』戎光祥出版・ミステリ珍本全集(16)が刊行されました。そこに至る流れのなかで、宮崎さんへの思いが甦ったのですよね。
 宮崎さんの小説はほとんど読んでいますが、原作を担当したマンガは読んでいないものが多いです(→この記事参照)。
闇のくノ一.jpg 少しずつでも補完していこうかな。
 ということで、「宮崎惇と私」サイトを参考に読み進めています。
『ゴルゴ13』シリーズ(→この記事)に続き、石川フミヤス/さいとう・プロ作品『闇のくノ一 かまり弁天 大岡越前影始末』SP WIDE Pocket(07)を読みました。どの程度の関わりがあるのか不明ですが、目次ページに「脚本/宮崎惇(協力)」と記されています。
 少年忍者と組んだくノ一が活躍する忍者時代劇。宮崎さんお得意の世界ですね。とても楽しかったです。
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『筒井康隆コレクションⅤ フェミニズム殺人事件』

フェミニズム殺人事件.jpg 日下三蔵・編『筒井康隆コレクションⅤ フェミニズム殺人事件』出版芸術社(16)を編者より送っていただきました。いつもありがとうございます。
 既刊4冊、いくつかは読んだことのない作品が収録されていたのですが、今回は全作品を読んだことがあります。知らない作品を読めるのも嬉しいし、すべて知っているという感覚を味わえるのも楽しい。
 要するに、筒井康隆が好きなのでありますね。
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マンガ『死霊狩り』

 平井和正作品で私が最も好きなのは、考えるまでもなく『ウルフガイ』シリーズです(『アダルト・ウルフガイ』も含めて)。2番目となると、ちょっと考えますけれど、『死霊狩り(ゾンビー・ハンター)』シリーズ(全3巻)を挙げます。
 最初に読んだのは『死霊狩り』ハヤカワSF文庫(72)です。私が中学3年のときですね。平井和正にのめり込んでいて、新刊が出るたび貪り読んでいた時代です。
 ハヤカワSF文庫からはこの1冊しか出ず、続きは角川文庫で発行されます。『死霊狩り(ゾンビー・ハンター)②』角川文庫(76)、『死霊狩り(ゾンビー・ハンター)③』角川文庫(78)。いずれも発売即読んだはずです。あ、いや、2巻の帯に「野性時代」一挙掲載と書かれていますね。そちらで読んだかも。
死霊狩り.jpg 死霊狩り2.jpg 死霊狩り3.jpg
 その原型であるマンガ――平井和正・原作/桑田次郎・絵『デス・ハンター』を読んだのはいつだったか。はっきり覚えてはいませんが、これまためちゃ面白かったことは覚えています。現在、うちにあるのは『デスハンター(全2巻)』サンワイドコミックス(85、86)。
デスハンター1.jpg デスハンター2.jpg
 梁慶一『死霊狩り』という、原作小説のマンガ化作品があることは知っていましたが、読む機会がないままに時が過ぎていました。ふとしたきっかけでビームコミックス(全4巻/99~01)を一気読み。
死霊狩り01.jpg 死霊狩り02.jpg 死霊狩り03.jpg 死霊狩り04.jpg
 面白い! しかし――うわあ、こんなところで終わりですか。読む前から未完に終わっていることは承知していたものの、それにしても……。欲求不満の塊になっております。
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TVドラマ『精霊の守り人』

 NHK-FM「青春アドベンチャー」にて今年2月に放送されたラジオドラマ『精霊の守り人』、面白かったです。
 実写ドラマが始まったので、当然のごとく録画予約。1ヶ月前にシーズン1の放送(全4話)が終わりましたが、当然のごとく(?)まだ1話も観ていません。そろそろ……と観ることにしました。
 主人公は短槍使いの女用心棒バルサ。この名前を聞くと、どうしても小学生のときに工作で使ったバルサ(軽い木材)を思い出します。何か関係があるのかなあ。もし用心棒ではなくて巫女だったらバルサ巫女だなあ。――なんぞと、どうでもいいようなことを思いながら、楽しく鑑賞。
 面白かったですけれど、なんだか「青春アドベンチャー」のラジオドラマのほうがハマったような気がします。もっとも、どちらを先に体験したかという面も大きいでしょうから、単純に優劣の判断はできません。(最後、あんなシーンで終わっちゃうのは、え? ウッソー! でしたが)
 シーズン2(全9話)のスタートは来年1月とか。こちらはシーズン1と違って、全くの未知の世界。期待して待つことにしましょう。
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『時をかける少女』ドラマ化

 へえ。『時をかける少女』がTVドラマ化されるのですか。日本テレビ系にて7月スタート(→ここを参照)。
 TVドラマ化って何回目だっけ、とウィキペディアを見てみました。

・1972年 『タイムトラベラー』『続 タイムトラベラー』(NHK少年ドラマシリーズ) 主演:島田淳子
・1985年 『時をかける少女』(フジテレビ単発ドラマ、「月曜ドラマランド」) 主演:南野陽子
・1994年 『時をかける少女』(フジテレビ「ボクたちのドラマシリーズ」) 主演:内田有紀
・2002年 『時をかける少女』(TBS単発オムニバス「モーニング娘。新春! LOVEストーリーズ」内の一篇) 主演:安倍なつみ

 これ、全部リアルタイムで観てますねえ。しかも、NHK少年ドラマシリーズ以外は録画し、そのテープも残っています。(『タイム・トラベラー』は2001年11月18日「NHKアーカイブ」で放送された最終回は録画)→この記事参照。
 ふと気づけば、『時をかける少女』は1970年代、80年代、90年代、2000年代とドラマ化されてきて、今回は2010年代。これはすごいことなのではないでしょうか。
時をかける少女.jpg 楽しみであります。

 あ、そうそう。
 先日、「サウンド文学館●パルナス」のステレオ・ドラマ『時をかける少女』を買いました。近いうちに聴くつもりです。
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「SFハガジン」第16号+α

 ふと天気予報を見ると、明日から数日間は天気が悪そう。雨が降っていると外出が億劫になります。
 ちょっと早いけど、「SFハガジン」を作ろうかな。
 ということで、しゃかしゃかと版下作って印刷。フォーマットができていると、あっという間にできてしまいます。
 第16号は本誌初登場、井上雅彦さんです。
 前回に続き、今回も「ザコレクション」を同時発行(第17号から第19号)。そんなにしょっちゅうやるものではないと思っているのですが、いろいろあって、またやっちまいました(苦笑)。
 そんなこんなで、次は第20号です。(今月下旬発行予定)
 え~と。第10号を発行したのは先々月――3月22日ですか。いやはや、この発行ペースは……(笑)。
 目指せ、100号! なのでありますよ。

 さっそく発送してきました。早ければ明日、お手元に届こうかと思います。どうぞお待ちくださいね。

【追記】
 井上さんの寄稿で「SFハガジン」の執筆メンバーは6人となりました。あとふたり、「書けたら送るねえ~」と言ってくださる方がおられます。
 新たな執筆者(いまのところプロ限定)はもちろん、読者(私とプライベートな付き合いのある方限定)も常時募集しております。どうぞご連絡くださいませ。
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『8 さんかん』

 第2巻(→この記事)を読んでから1年以上も間隔があいてしまいましたが、ようやく竹本友二『8 さんかん』ビッグコミックス(13)を読みました。これにて完結。
 前の2冊と同様、脱力しまくりました。こういう感覚、好きですねえ。終わってしまったのが本当に残念です。
 書影は3冊まとめて。表紙もまた、いい感じの脱力感を出しています。
8 いっかん.jpg 8 にかん.jpg 8 さんかん.jpg
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『島っ子』

 ちばてつや『島っ子(全3巻)』集英社・ちばてつや全集(98)を読みました。この日から数えて1年半であります。
 元気いっぱいの女の子が(正義感ゆえの)問題を起こし、人々とぶつかり合うが、やがて認められるようになる。――ちばてつやの、まさに黄金パターンです。舞台が違うだけで、根本的には同じような物語が展開されるのですが、これがなぜだか飽きない。面白い。惹かれる。
 本作もほかの作品と同様、読み始めたら一気なのでした。ちばてつや、好きだなあ。
島っ子1.jpg 島っ子2.jpg 島っ子3.jpg
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ご購入御礼

 いま、なんとなくツイッターで「ネオ・ベム」検索してみたら――
ツイッター.jpg
 おお! ありがとうございます。リアル書店で買っていただいたことを実感するのは初めてです。
 先月25日の時点(→この記事)で、店に残っていたのは『ベムAGAIN+』1冊だけ。5月2日に売れたのでしたら、在庫なし! これは早めに追加納品しなくては。
 こういうツイートは本当に嬉しく、ありがたいです。しかも、旧版をお持ちにもかかわらず買っていただいたなんて!
 で、こういうのを目にすると私もツイッターやろうかなあ、とは思ったりするのですが、なかなか実行には移せません。ツイッターに限らず、リアルタイム系のツールって苦手なのですよね。困った野郎だ。

 前の記事にも書きましたように、追加納品するのは『ベムAGAIN+』『SF雑誌99の謎』各2冊です。用意してある在庫はこれにて終了。
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NHK少年ドラマシリーズ『幕末未来人』

幕末未来人Ⅰ.jpg 幕末未来人Ⅱ.jpg 幕末未来人Ⅲ.jpg
 NHK少年ドラマシリーズ『幕末未来人』(1977)を観ました。このドラマを観るのは初めてです。1977年というと、私は大学1年。寮生活をしていてテレビは食堂にしかなかったし、遊びも忙しかったし……。テレビはほとんど観ていなかったですね。
 さて。
 原作(原案)である「名残の雪」を読んだのはいつだったか。まったく記憶にありませんが、遙か大昔であることは確かです。
 TVドラマ版『幕末高校生』(1994)を観たのは、この記事を書いて間もなくだったと思うので2010年だったのでしょう。映画版『幕末高校生』(2014)を観たのは2015年1月15日(→この記事)です。そして今回、1977年のドラマ『幕末未来人』を2016年に観たわけで、いやはや、時系列めちゃくちゃですね。
 もちろん今回も楽しませてもらいましたが、それとは別に、古手川祐子が出演していたことには驚きましたねえ。調べてみますと、『幕末未来人』がドラマ・デビュー作とのこと。へえ、そうだったんですか。知らなかった~。
 このドラマはNHKオンデマンドで配信されていて、いますぐにでも観られます(→ここ)。ご覧になってない方はぜひ。
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映画『ファンタスティック・フォー』


 映画『ファンタスティック・フォー』(2015年)を観ました。前の2部作――『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』(2005年)、『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』(2007年)がけっこう面白かっただけに新シリーズも期待していたのですが、う~~~~む、これは長~いプロローグですね。
 第2作に期待します。
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映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』


 映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を観ました。ようやく、でありますね。
 この記事にも書きましたが、私は第1作以来のファンです。まず、ミレニアム・ファルコンでぞくっとしましたね。そして、ハン・ソロだ~、チューバッカだ~。――同窓会的なノリで、楽しい楽しい。
 終盤、「彼」が死んでしまうことには驚きましたが、いやなに、こういう冒険譚の場合、死体を確認するまでは死んだと断定するのは禁物。死んだと思わせて実は生きていたというのが常套手段です。本当に死んでいたとしたら、そちらのほうが驚く(笑)。
 次作を楽しみに待つことにしましょう。
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『ショートショートの缶詰』

ショートショートの缶詰.jpg 田丸雅智編『ショートショートの缶詰』キノブックス(16)が届きました。田丸くんが選んだショートショートの傑作集で、20作家の24編を収録。
 2作が採られている作家が4人いて、江坂遊、井上雅彦、太田忠司、北野勇作。と思えば、私だったら外さないだろう、たとえば眉村卓、豊田有恒、都筑道夫、阿刀田高、横田順彌、かんべむさし、岬兄悟、中原涼といった名前が見当たらなかったり。
 なるほど~。田丸くんの志向&嗜好が見えて、実に興味深いですね。と同時に、私の嗜好は完全にSF寄りだなあなんて気づかされたり。
 さらに、ふっと気がつきます。私にとって第一世代のSF作家(この本に収録されている作家では星新一、小松左京、筒井康隆、半村良)は永遠の憧れなのですが、田丸くんにとって2作を採録した4人(江坂遊、井上雅彦、太田忠司、北野勇作)はそれと同じような存在なのではないか。年齢差を考えれば不思議はないのですが、ちょっぴり目眩がしちゃいます。
 時代とともにスタンダードも変わっていくということなのでしょう。――これまた興味深いです。

 本書には拙作「シミリ現象」も収録されています。1975年、筒井康隆さんの主宰されていたSF同人誌「NULL」に掲載されたのち、1977年、豊田有恒さん編のショートショート・アンソロジー『日本SFショート&ショート選 ユーモア編』(文化出版局)に収録。懐かしく、忘れられない作品です。
 田丸くんが生まれる12年前に書いたショートショート。それを田丸くんにも楽しんでもらえたというのは、嬉しい話であります。ありがとね。
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