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映画『ラスト・デイズ・オン・マーズ』


 映画『ラスト・デイズ・オン・マーズ』を観ました。洋画を観るのって久しぶりです。
 ツタヤのフリーマガジン「TSUTAYA CLUB MAGAZINE」1月号に「『エイリアン』『遊星からの物体X』の流れをくむSFスリラー」なんて書かれていて、これは観なけりゃ! と思ったのは昨年末でしたか。もっと早く観たかったのですが、あれこれ気忙しい日々が続き、今夜になってしまいました。
 なるほど。火星を舞台にしたゾンビもどき(バクテリアによる感染)映画ですか。悪くはないですけれど、息を呑むような特撮シーンはなく、全体的に地味な印象です。思わず声が出てしまうシーン(「出るか出るか出るか、出た~」とか「うわ、こんなところで出るか」とか)がいくつかあれば……と思います。『エイリアン』や『遊星からの物体X』はそんなシーン(要するにショッカーの要素)が盛りだくさんなんですよ。――あ、いや、『エイリアン』や『遊星からの物体X』と比べるのは酷ですね。SFホラー映画として、水準はクリアしているのではないでしょうか。

『ラスト・デイズ・オン・アース』なんて映画もあるようです。

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『8』と『王様はロバ』

 今年1月16日の記事で――
> 拾い物だったのが竹本友二『8 いっかん』です。8ページのマンガが18編(+おまけ1編)。見事にショートショートで、もろに私好み。3巻まで出ているようなので、またいずれ。
 と書きました。
 先日、『8 にかん』ビッグコミックス(11)を購入。さっそく読んだところ、いっかんと変わらぬ面白さです。全21編。「虫歯菌」「不透明人間」「クリスマスプレゼント」「荒レルギ-」「ロイヤル」「小人とおっさん」、好きだなあ。
 ネット検索してみますと、なにわ小吉『王様はロバ』なるマンガと似ているなんて感想がちらほら……。当然、気になるわけです。
8.jpg 王様はロバ④.jpg
 本日、近所のブックオフを覗きましたら第4巻を売っていましたので、もちろん購入。
◎なにわ小吉『王様はロバ~はったり王国の逆襲~④』JUMP COMICS DELUXE(96)
 半分ほど読みました。
 う~~~ん。『8』はショートショートの魅力に溢れていますが、『王様はロバ』では、それは希薄ですね。面白いとは思いますけれど、ショートショートを期待していましたから、ちょっぴり残念です。
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『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春』

 4月11日放送『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春 ~人気マンガ家競演編~』で、なんと楳図かずお「蟲たちの家」や伊藤潤二「地縛者」がドラマされるとか!!!!
 うひゃあ。なんと嬉しい組み合わせ! どっちも好きな作品ですが、「蟲たちの家」は以前に実写化されていて、ちょっぴり残念。別の作品だったらもっと嬉しかったのですが……いやいや、贅沢は言いますまい。
 いやあ、楽しみですねえ。期待が膨らみますねえ。予約録画を忘れないようにしないと。

【追記】
 最初に「地縛者」を読んだとき、筒井康隆「佇むひと」を想起したことを思い出しました。「佇むひと」も好きだなあ。

【追記2】4月7日
「地縛者」を「自爆者」と誤変換していたことに気がつきました。恥ずかしい……。
 すぐに修正しました。
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『SF水滸伝』

 私のなかの『水滸伝』ブームは一段落しましたが、まだ余韻は残っています。
 2012年4月20日の記事に――
>『西遊記』の続編といえば、大学生のころに読んだ寺尾善雄訳『後西遊記』秀英書房(77)は面白かったなあ。同じく寺尾善雄訳『水滸後伝』秀英書房(78)も。
 と書きました。
 最近の『水滸伝』ブームのなかで、そういえば……と思い出した3冊があります。
◎石川英輔『SF西遊記』講談社(76)
◎石川英輔『SF水滸伝』講談社(77)
◎石川英輔『SF三国志』講談社(84)
SF西遊記.jpg SF水滸伝.jpg SF三国志.jpg
 特に好きだったのは『SF西遊記』ですが、今回の注目はもちろん『SF水滸伝』です。
SF水滸伝(帯).jpg
「あとがき」を読みましたら――
>原作では悲劇的な最後をとげる宋公明以下の豪傑たちが、ここでは悪人天国を壊滅させる筋にした。「水滸伝」愛読者の一人として感じていた鬱憤を、わが愛する豪傑たちに「天球星」の上で思う存分晴らしてほしかったからである。
サイン.jpg と書かれていて、嬉しくなりました。今月17日の記事冒頭にも書きましたが、私もあの終わり方は勘弁してほしいと思っているのです。
 そんなことを考えているときに大熊宏俊さんの掲示板を読みに行ったら、平谷美樹版『水滸伝』スタートの話題が書かれていました(→ここ)。
 おお! シンクロニシティというかタイムリーというか……。

 右の画像は『SF西遊記』にいただいたサインです。
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『ホシナ大探偵』

 アーサー・コナン・ドイル原作/押川春浪・翻案/北原尚彦・編『険奇探偵小説 ホシナ大探偵 ―押川春浪 ホームズ翻案コレクション―』盛林堂ミステリアス文庫(15)を送っていただきました。春浪が翻案したホームズもの2編を復刻収録。
ホシナ大探偵.jpg とりあえず巻末の橫田順彌「押川春浪について」、編者解説「幻の翻案、ここに復活」、小野純一「あとがきにかえて」を読みました。貴重なテキストに加え、内容も面白そう。
 涙香の例を挙げるまでもなく、私は翻案が大好き。そして以前にも書きました(→この記事)ように、春浪は私が若いころに読み親しんだ作家です。いやあ、郷愁を刺激されまくりますねえ。
 北原さん、ありがとうございました。

 興味を持たれた方は、書肆盛林堂サイトをご覧ください。発行は350部ということですから、注文はお早めに。
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TVドラマ『バイオニックジェミー』

 昨年10月から11月にかけて、TVドラマ『バイオニックジェミー』を観ていました(→この記事参照)。このときはシーズン1と2だけ。
 しばらくインターバルをおいて、今夜からシーズン3(最終シーズン)を観ることにしました。全22話、とうぶん楽しめそうです。
バイオニックジェミー.jpg
 さあ、これから第1話「バイオニック・ドッグ登場〈PART1〉」だ~。
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『ショートショート珠玉集』ほか

 先日の新聞で、名古屋の古本屋がまた1軒、今年じゅうに店を閉めると知りました。うちからは交通の便が悪く、年に一度か二度しか行きませんが、しかし行けば必ず何かしら収穫があるという店です。とにかく店内は広く、取扱い分野は広く……まさに雑本屋! こんな店、好きですねえ。
◎F.C.Platt編/中西敏一註『ショートショート珠玉集』開文社出版(71)
 英語学習の教材(つまり本文は英文)なのですが、背を見ただけでは、普通の日本語の本にしか見えません。おお! と手に取ったら、中身が英文でがっくり(笑)。今回、書影ではなくて、カバーをまるまる掲載しましょう(画像クリックで拡大表示)。
 原本には44編収録。そこから中西敏一が15編をセレクトしています。はしがき(中西敏一)によりますと、原本に収録されているのは「いずれも20年代,30年代における,その方面でのアメリカのtop writerによる作品」とのこと。で、「わが国でショート・ショートが流行し始めたのは,昭和32年に星新一氏の『セキストラ』が『宝石』に掲載されてからであった」なんてことも書かれています
 巻頭に配されているのはPhilip Wylie“PEARLS”なんですが、この作家って、もしや、あのフィリップ・ワイリー? 年代的には合います。
ショートショート珠玉集(カバー).jpg
◎桑田次郎『怪奇大作戦〔全〕』朝日ソノラマ・サンワイドコミックス(85)
 影丸穣也版『怪奇大作戦』(→この記事)は持っていますが、桑田次郎版は持っていませんでした。影丸穣也も悪くないけれど、私は桑田次郎の絵が大好き!
◎弓月光『エリート狂走曲(全7巻)』集英社・マーガレットコミックス(78~79)
 弓月光はちょっと前から、私のなかでプチブームになっています。本作は弓月光の代表作。久しぶりに読み返したくなりました。
怪奇大作戦.jpg エリート狂走曲.jpg
◎ヒヨコ舎編『本棚』アスペクト(08)
◎ヒヨコ舎編『本棚2』アスペクト(08)
 他人の本棚を見るのって、とっても楽しいです。皆さん、けっこうきちんと整理されているんですね。
本棚.jpg 本棚2.jpg
 その後、やはりうちからは不便で、ふだんは行かないブックオフを覗きつつ帰宅しました。少し買いましたが、ろくなものがないので省略します。
 そっか~。この店がなくなってしまうのか~。滅多に行かないとはいえ、やっぱり淋しいです。
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『たんぽぽ』ほか

 久しぶりに、名古屋古書会館の古書即売会に行きました。残念ながら即売会会場では1冊も買わず。その後、そこらの古本屋を8軒、ハシゴしました。
◎ヴォルフガング・ボルヒェルト『たんぽぽ ヴォルフガング・ボルヒェルト掌篇集』未知谷(10)
◎「話の特集」1986年1月号
 特集「新版・夢十夜」。作家、マンガ家、イラストレーターなど、計10人がショートショートやイラスト、マンガを寄稿しています。「小説新潮」2008年12月号の特集「新 夢十夜」を思い出しました。こちらも10人が寄稿。
たんぽぽ.jpg 話の特集.jpg 小説新潮.jpg
◎エドモン・アブー/ベルナール『山賊株式会社社長 二ペンスの切手』筑摩書房・世界ユーモア文学選(69)
〈世界ユーモア文学選〉、のんびりと完集を目指しています。これでようやく6冊目。先は長いです。(この記事参照)
◎『藤子・F・不二雄大全集 初期SF作品』小学館(12)
 へえ、こんな本が出てましたか。収録されているのは知らない作品ばっかりです。
◎伊東章夫『狼少年ケン』マンガショップ(04)
 アニメの『狼少年ケン』、好きでした。マンガは読んだことがないと思います。懐かしくて、思わず購入。(この記事参照)
山賊株式会社社長~.jpg 初期SF作品.jpg 狼少年ケン.jpg
◎松本零士/原作・半村良『妖星伝(全2巻)』中央公論社(89)
 原作の小説は大好き。マンガは読んだことがありませんでした。
妖星伝.jpg
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訃報:桂米朝さん

 昨日、桂米朝さんが亡くなられたとのこと。享年89。
 私は落語に詳しいわけではありませんが、それでも桂米朝の芸が素晴らしいことはわかります。特別な存在であったこともわかります。おもにテレビではありますけれど、本当に楽しませていただきました。
 最も印象に残っているのは、やはり「地獄八景亡者戯」です。
 下の画像、左はCD『特選!!米朝落語全集 第十五集●地獄八景亡者戯』(東芝EMI)、右は「SHINCON公式プログラムブック」(1975年8月23日)掲載の「待ってました・地獄八景」(かんべむさし)です。
 プログラムブックはのちに入手したもので、このときのSF大会には参加していません。SF大会バージョンの「地獄八景」、聴きたかったですね。どこかに音源が残っていないものでしょうか。
地獄八景亡者戯.jpg 待ってました・地獄八景.jpg
 楽しい時間をありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。
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映画『金瓶梅』

『金瓶梅』が『水滸伝』のスピンオフということは、知識としては持っていたのですが、児童書や横山光輝のマンガでしか『水滸伝』を知らないファンとしては、いまひとつピンときませんでした。
 ところが、TVドラマの『水滸伝―永遠なる梁山泊―』を観て――
 おお、そうだったのか!
 そんなわけで、映画『金瓶梅』を観ることにしました。2008年の香港映画です。

 濡れ場はたくさんありますが、さほどエロチックな感じはなく、どちらかといえば、コメディ・タッチ。雁夫人との一戦なんて完全にギャグでした(笑)。
金瓶梅.jpg『水滸伝』では武大・武松の兄弟、『金瓶梅』では西門慶の側から物語が語られます。両側から見るのは、これもまた楽しいですね。
『水滸伝』では西門慶は極悪非道、しかし『金瓶梅』では好色漢という点では同じですけれども、なかなかの好漢です。潘金蓮はどちらでも、良くも悪くも潘金蓮ですが(笑)。

 大昔に読んだ『金瓶梅』東京創元社・世界大ロマン全集(57)を取り出してきました。
 富士正晴・訳、棟方志功・箱絵! なんと豪華な!

【追記】3月19日
 引き続き、続編(2009年)を観ました。
「好色漢という点では同じですけれども、なかなかの好漢」と書きましたが、前言撤回。西門慶は快楽を得るためには手段を選ばぬ人非人でした。
 西門慶はどんどんケダモノ化。妻たちの権力争いも含め、愛欲と謀略、さらには残虐の嵐が吹きまくります。――てめえら、人間じゃねえ(笑)。
 面白かったです。好色云々ではなく、物語として。
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映画『天軍』

 今月7日に観始めたTVドラマ『水滸伝―永遠なる梁山泊―は終盤に差しかかったところで、観るのを中断しました。私が好きな『水滸伝』は豪傑たちが梁山泊に集結するまで。その後、(高俅の策略とわかっていながら)朝廷のために戦う梁山泊軍は見ていて切なくなるんですよね。大好きな好漢たちが次々に討ち死にしていき……。
 ここまでで充分に楽しくて満足していますし、中断したまま再開しないかもしれません。
 ということで、今夜は――

 映画『天軍』を観ました。2006年の韓国映画。韓国版『戦国自衛隊』と聞いていて、以前から観たいと思っていたのです。
 え~~~~と。スケールを思いっ切り小さくした『戦国自衛隊』でした(笑)。物足りなさはありますけれど、まあ、楽しく観られたのでオーケーです。こういうのもありかなと思います。
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『幻想綺帖〔一〕』

 波津彬子『幻想綺帖〔一〕』眠れぬ夜の奇妙な話コミックス(09)を買いました。Mさん(以前、ヤン・シュヴァンクマイエルのDVDを貸してくれた人です。→この記事)に、サキ「開いた窓」原作とするマンガが収録されていると教えてもらいまして。
幻想綺帖一.jpg 全9編。ほかの8編も怪異幻想譚のマンガ化です。中島敦「山月記」とか泉鏡花とか芥川龍之介とか……。
 ちょっとネット検索して、まつざきあけみ「窓」もサキ「開いた窓」のマンガ化らしいと知りました。『子泣きの杜』朝日ソノラマ・ハロウィン少女コミック館(89年)に収録。またどこかで見かけたら確認します。
 私の知らない(ショートショートの)マンガ化作品、まだまだたくさんあるんでしょうね。完璧は求めませんが、できる限りは把握しておきたいと思っています。
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奈知未佐子

 古書即売会、そして古本屋1軒。
◎奈知未佐子『妖精のネジ』小学館文庫(03)
◎奈知未佐子『ウッディー・スノーのお客さん』光風社出版・来夢コミックス(94)
◎奈知未佐子『一日の最後に読みたい本 奈知未佐子自選短編集』小学館(11)
 全く知らないマンガ家ですが、同行した友人に「高井さん、短いですよ」と教えられて、とりあえず購入(笑)。
 少しだけ読みました。ショートショートとはいささか趣が異なりますが、面白いです。
妖精のネジ.jpg ウッディー・スノーのお客さん.jpg 一日の最後に読みたい本.jpg
◎『てのひら文庫 5年』文渓堂(発行年不記載)
 てのひら文庫12冊の合本。第4集はフランク=R=ストックトン『君ならどうする』(本文では「きみならどうする」)です。この記事参照。
◎「キネマ旬報 別冊 動画王」vol.4(98)
 1冊まるまる侵略SF特集。大好物です。
てのひら文庫.jpg 君ならどうする.jpg 動画王.jpg
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落語「宇宙戦争」

 星新一ファンの先輩・和田信裕さんから桂米丸の落語「宇宙戦争」の音源を送っていただきました。これは星新一「賢明な女性たち」を原作とする落語で、以前から聴いてみたかったのです。
 NHKテレビ『夜の指定席』(1978年8月25日放送)を録音したものとのこと(約18分)。録画ではなく録音というのが時代を感じさせます。当時、ビデオデッキはまだ一般家庭にはあまり普及していなかったんですよね。
 長年の願いが叶って、大満足しています。
 和田さん、ありがとうございました。
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『アルジャーノンに花束を』ドラマ化

 へえ。『アルジャーノンに花束を』が連続ドラマ化されるのですか。ほおほお、4月からTBS系列。→公式サイト
 思い返せば2013年末から新年にかけて、『アルジャーノンに花束を』を原作とした映像化作品を立て続けに観ました。演劇フランス映画TVドラマ(日本)TVドラマ(韓国)。半年後にはダニエル・キイス追悼として、アメリカ映画(1968年)を観て、NHKラジオドラマも聴きました(→この記事)。
 ほんとに好きなんですよね、アルジャーノン。
 現在の『水滸伝』ブームもそうですが、好きな物語はどんなバージョンでも大歓迎。機会があれば、いくらでも読んじゃいます、観ちゃいます。
 もちろん、今回も同様。放送スタートを思いっ切り楽しみに待ちたいと思います。

【追記】4月1日
 4月か~。TVドラマ『アルジャーノンに花束を』、楽しみだなあ。
 そういえば、まだ聴いてないラジオドラマ『アルジャーノンに花束を』があったなあ。どれ、聴いてみよう。
 と聴き始めましたら中断できなくなり、一気に最後まで聴いてしまいました。

 予習、ばっちりです(笑)。

【追記2】4月6日
 上のドラマは長編版をベースにしています。本日、中編版のラジオドラマを発見。

 NHKラジオ「文芸劇場」(1977年放送)のものですね。これはカセットに録音してあり、何度も聴いているんですが、また聴いてしまいました。

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「無抵抗人間」

 石原藤夫さんから、石原さんが昔に書いたショートショートのコピーを送っていただきました。1971年から72年にかけて地方紙に掲載された作品、全11編。もちろんすべて単行本未収録です。石原さん、いつもお気にかけてくださり、ありがとうございます。
 うち10編は天才科学者アキツ・ハルヒコとタカマツを主人公とする連作ショートショートです。いかにも石原さんらしいアイデア満載の作品群で、楽しく読ませていただきました。驚いたのは(石原さんの手紙に書かれていたのですが)「無抵抗人間」です。第1回〈星新一ショートショート・コンテスト〉入選の「できすぎ」とそっくり。掲載紙は1971年の地方紙(送っていただいたのは「徳島新聞」1971年8月29日のコピーですが、他紙にも別の日に掲載されたとのこと)ですから、もちろんコンテスト以前の作品ということになります。
無抵抗人間.jpg 超世界への旅.jpg
 さらに石原さんの手紙には、このショートショートに新たなアイデアを加えて改稿した作品(タイトルは同じ)が福島正実編『超世界への旅』岩崎書店・SF少年文庫(72)に収録されているとも書かれていました。この本は持っていませんが、再刊の岩崎書店・SFロマン文庫(86)は持っていますので、読みました。なるほど、後半が「新たなアイデア」ですね。私は考えもしませんでしたが、言われてみれば、確かにこういう現象が起こります。さすが、石原さん!
『超世界への旅』は岩崎書店・SF名作コレクション(06)として再々刊されていて、読むのは容易です。興味のある方は読んでみてください。面白いですよ~。
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講談社青い鳥文庫(SLシリーズ)

 お馴染みの尾川健くんから、「青い鳥文庫にはSLシリーズというハードカバー本があり、そのなかには星新一『おーい でてこーい』や小松左京『宇宙人のしゅくだい』もある。SLはSteam Locomotiveではなく、School Libraryの略と思う。おそらくは学校図書館納入用だろう」と教えていただきました。
 えー? そんなのあるの? 知らなかった~。
 というわけで、さっそく購入。
◎星新一『おーい でてこーい ショートショート傑作選』青い鳥文庫(SLシリーズ)(04)
◎小松左京『宇宙人のしゅくだい』青い鳥文庫(SLシリーズ)(04)
 いずれもハードカバーである(ゆえに少し大きく厚い)ことと奥付以外、通常の青い鳥文庫と全く同じです。
おーいでてこーい(SLシリーズ).jpg 宇宙人のしゅくだい(SLシリーズ).jpg
 以下、青い鳥文庫の書影もアップしておきます。『宇宙人のしゅくだい』は旧カバー(左)と新カバー(右)の2種です。
おーいでてこーい(青い鳥文庫).jpg 宇宙人のしゅくだい(青い鳥文庫).jpg
 尾川くん、いつもありがとうございます。
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マンガ『水滸伝』

 先日から観始めたTVドラマ『水滸伝―永遠なる梁山泊―は、実はダイジェスト版であり、しかも全43話中の第32話までしか収録されていないことがわかりました(ジャケットには「本編1395分」と書かれていますが、これは間違いで、実際は半分程度と思われます)。ダイジェストというのは残念ですが、それでも充分に面白く、楽しんでいます。
 いやあ、こんなにも悪女や姦婦が大きな鍵を握る物語だったとは……。これまで岩波少年文庫などの児童書や横山光輝のマンガでしか読んでこなかった人間にとって、このTVドラマはかなり衝撃的です。知らなかった魅力を知り、もっと『水滸伝』が好きになりました。
 とりあえずはこのままダイジェストで32話まで観て、そのあとはオリジナル版をレンタルして観ます。
 それとは別に、画・沼田清/作・久保田千太郎『水滸伝(全7巻)』講談社漫画文庫(96)を読みました。だいぶ前に買い、そのまま放置してあったものです。だいたいの流れはほかの『水滸伝』と同じですが、そこここにアレンジが加えられていて、そのあたりも楽しめました。こちら、横山光輝版よりはアダルト(笑)。
 書棚を見回すと、『まんがで読破 水滸伝』イースト・プレス(09)もありました。これまた未読です。400ページ足らず。108人の豪傑を描くと、ひとり3~4ページです(笑)。まあ、気が向いたら読みましょう。
水滸伝.jpg まんがで読破 水滸伝.jpg
 私の『水滸伝』ブーム、まだ続きます。
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『突然ノックの音が』ほか

 久しぶりに新刊書店に行ってきました。
◎エトガル・ケレット『突然ノックの音が』新潮クレスト・ブックス(15)
 全38編収録。すべての小説が「突然ノックの音がした」で始まる……わけではありません。「突然ノックの音が」というタイトルの作品が巻頭に配されているだけなんですよ。しかもそれすら冒頭は「話をしてくれ」。にもかかわらず、こんなタイトルを付けちゃうのは反則でしょう(笑)。
◎「文藝別冊 赤瀬川原平」KAWADE夢ムック(14)
 ショートショート15編も収録。
◎伊藤潤二『溶解教室』少年チャンピオンコミックスエクストラ(15)
「溶解教室」5編に加え、6ページの単発マンガ(ショートショート!)2編も収録。
突然ノックの音が.jpg 文藝別冊 赤瀬川原平.jpg 溶解教室.jpg
◎紀田順一郎『幻島はるかなり 推理・幻想文学の七十年』松籟社(15)
 紀田順一郎の回想録。まさに、待ってました! です。すべて興味深いですが、「推理小説、幻想文学の世界 思い出の人々」の章に、星新一、厚木淳、間羊太郎という、私も世話になりまくった方々の名前が並んでいるのを目にして、うるうる……。
 同じく松籟社から出た『戦後創成記ミステリ日記』(06)、『幻想と怪奇の時代』(07)、『幻想怪奇譚の世界』(11)と並べておきます。いずれも素晴らしい!
幻島はるかなり.jpg 戦後創成記ミステリ日記.jpg 幻想と怪奇の時代.jpg 幻想怪奇譚の世界.jpg
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『4ページミステリー 60の奇妙な事件』

4ページミステリー 60の奇妙な事件.jpg 蒼井上鷹『4ページミステリー 60の奇妙な事件』双葉文庫(15)を送っていただきました。ありがとうございます。
『4ページミステリー』双葉文庫(10)の続編で、もちろんショートショート集です。どちらも60編収録! 帯に「シリーズ15万部突破!」とあり、うひゃあ!
 同封の紹介文には「目指すはミステリー界の星新一!?」と書かれていて、嬉しくなります。こういう作家の存在は本当に心強いですね。
 今後の活躍にも思い切り期待しています。

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TVドラマ『水滸伝―永遠なる梁山泊―』

水滸伝―永遠なる梁山泊―.jpg ふと、以前にTVドラマ『水滸伝―永遠なる梁山泊―』のDVDボックスを買ったことを思い出しました。もちろん観ようと思っていますが、まだ観ていません。
 この機会に観ることにしました。
 うわあ、魯智深だあ、林冲だあ。
 面白い!
 一気に引き込まれました。
『水滸伝』大好き! しばらく楽しめそうです。

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映画『劇場版 水滸伝』


 映画『劇場版 水滸伝』を観ました。中国のTVドラマ(全86話)の再編集版とのこと。
 たとえばこの記事にも書きましたが、私は『水滸伝』が大好きです。好きな英傑と尋ねられて、すぐに頭に浮かぶのは豹子頭・林冲、魯智深、扈三娘……といったところ。
 この劇場版ではそのうちの2人(林冲と魯智深)と楊志、そして頭領・宋江が梁山泊入りする経緯がクローズアップされています。先の3人ほどではありませんが、楊志も宋江も魅力的です。宋江編では黒旋風・李逵も登場。よいですなあ。
 しかしながら、100分ほどの尺で『水滸伝』の魅力をあますところなく描くのは土台不可能というもの。4人の梁山泊入りを描いただけで残り時間わずかになってしまいました。その後は……端折るにも程がある!(苦笑)
 さらに、こんな中途半端な終わり方をされては……。観ている間は楽しかったけれど、ものすごい欲求不満に陥りました。しかし全86話ですか。これは観られないですねえ。
 久しぶりに横山光輝『水滸伝』を読もうかな。いろいろな『水滸伝』を読みましたが、横山光輝のマンガが一番好きなのです。
水滸伝.jpg
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本日も加筆。

 あー、しまった~と思いました。>『日本ショートショート出版史』
〈ルパン ショート・ショート コンテスト〉のこと、書くの忘れてた~。
〈フェリシモ文学賞〉は1998年に最初の作品集が出たけれど、創設は1997年(つまり編年体で書く最後の年)だった~。
 特に〈ルパン ショート・ショート コンテスト〉! これを外してはいけません。
 これから加筆いたします。

 以上、内容チェックをお願いしている方々への伝言でした。おっと、昨日の記事「ショートショートランド」も同様です。
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「ショートショートランド」

『日本ショートショート出版史』では、もちろん「ショートショートランド」にも言及しています。本日、チェックをお願いしているTさんのご指摘を受け、「ショートショートランド」を精査。かなりバージョンアップさせました。
 まだ決定稿ではありませんが、ご覧に入れます。1981年の項です。
            *
 そして何より、この年最大の出来事は、ショートショート専門誌「ショートショートランド」の創刊である。第1号(1981年春号)から第22号(1985年5+6月号)まで、全22冊発行。〈星新一ショートショート・コンテスト〉の入選発表および入選者の作品発表の舞台として、大いにショートショート界を盛り上げた。もちろん既製作家のショートショートも掲載。私も2編、寄稿させていただいた。
 この雑誌の連載企画からは、何冊もの楽しい本が誕生した。まずはショートショート集だ。
〈ショートショート三題噺〉――落語の三題噺と同じく、女優が出した3つのお題から作家がショートショートを書き上げるというもの。創刊号から第22号(終刊号)まで全22回。この企画は『三角砂糖 ショートショート20人集』(講談社/1986年)として1冊にまとまっている。収録から外れた2編、17号の中井英夫「おとしあな」、21号の尾辻克彦「愛情ホテル」のうち、前者は『黄泉戸喫(よもつへぐい)』(東京創元社/1994年)に収録されている。後者は確認できていない。
ショートショートランド創刊号.jpg 三角砂糖.jpg 黄泉戸喫.jpg
 赤川次郎と橫田順彌による〈対決シリーズ〉は、与えられたテーマに沿って、両作家がショートショートを競作するというもの。第2号から第16号まで全15回。この企画も『二人だけの競奏曲』(講談社/1984年)という本になった。
 第17号から小池真理子と笠井潔による〈新・対決シリーズ〉がスタートし、第21号まで全5回。こちらは単行本化されていないが、作品自体はそれぞれの作品集――小池真理子の作品は『キスより優しい殺人』(勁文社/1989年)に、笠井潔の作品は『エディプスの市(まち)』(講談社/1987年)に収録されている。
 第22号(終刊号)では〈対決シリーズ〉が一度限りの復活。橫田順彌、赤川次郎、小池真理子、笠井潔による競作という豪華版だ。
二人だけの競奏曲.jpg キスより優しい殺人.jpg エディプスの市.jpg
 石川喬司と都筑道夫による〈落ちコンテスト〉も楽しい企画だった。両作家が交互に結末を伏せたショートショートを発表し、読者からオチを募集するというもの。第6号から第20号まで全13回(第9号、第15号は休載)。石川喬司が7回、都筑道夫が6回を担当した。残念ながら単行本にはまとまっていないが、ショートショートそのものは各作家の作品集――石川喬司の作品は『絵のない絵葉書』(毎日新聞社/1986年)に、都筑道夫の作品は『蓋のとれたビックリ箱』(光風社出版/1983年)と『証拠写真が三十四枚』(光文社文庫/1987年)に収録されている。
絵のない絵葉書.jpg 蓋のとれたビックリ箱.jpg 証拠写真が三十四枚.jpg
 エッセイも充実していて、ことに各務三郎「ショートロジー講座」はショートショートの名エッセイだった。創刊号から第14号まで全13回(第13号は休載)。これは単行本に収録されておらず(と思う)、残念でたまらない。
 ショートショート周辺の連載企画から生まれた本も紹介しておこう。
 岡嶋二人の〈あなたに挑戦〉は推理クイズで、第8号から第22号(終刊号)まで全15回。「パズラー」誌に発表した作品も併せて『ちょっと探偵してみませんか』(講談社/1985年)として出版された。〈ひとコマランド〉は読者のヒトコママンガ投稿企画だ(和田誠・選)。創刊号に募集要綱が発表され、第2号から第22号(終刊号)まで続いた(全21回)。和田誠・編『ひとコマランド傑作選』(講談社/1986年)として刊行。別役実〈名画劇場〉は『名画劇場 別役実のパロディ・シアター』(王国社/1985年)となった。これは戯曲形式によるショートショートと言ってもいいかもしれない。創刊号から第18号まで全18回。
ちょっと探偵してみませんか.jpg ひとコマランド傑作選.jpg 名画劇場.jpg
「ショートショートランド」――日本ショートショート史上に燦然と輝く雑誌であることは間違いない。
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 以上。
 書誌データは基本的に初刊本のみです(再刊情報も加えると煩雑になるため)。
 う~~む、どんどんよくなっていくなあ(嬉)。
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虹星人叢書・第2弾!

 ネットサーフィンしておりましたら――
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 おおおおお! めちゃ楽しみ!
 なんのこっちゃ、な方はこの記事をご覧ください。
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TV映画『大脱走 コルディッツ収容所』

 TV映画『大脱走 コルディッツ収容所』を観ました。大好きな映画『大脱走』みたいな物語を期待していたのですが、いささか違っていまして、塀の内外の人間ドラマがメインでした。とはいえ、これも面白かったです。はらはらどきどき。脱走よりも恋愛ドラマに、ですが。最後の1時間ほどは悪人の邪な陰謀が爆発し……。
 あと味が悪かったら嫌だなあと思いながら観ていて、ハッピーエンドに終わり、う~~~ん、よかった~。
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ノベライズ『幕末高校生』ほか

 近所のブックオフを散歩してきました。この店、1ヶ月ぶりくらいかもしれない。
◎浜崎達也、脚本/橋部敦子『幕末高校生』小学館ジュニア文庫(14)
 以前にブログに書きましたが、コミカライズ、面白かったです。映画も面白かったです。なんだかノベライズも読んでみたくなりました。
◎北原保雄編著『みんなで国語辞典② あふれる新語』大修館書店(09)
 北原保雄監修『みんなで国語辞典!』大修館書店(06)の第2弾。こんなのが出ていること、知りませんでした。もう6年も前の本ですから、すでに使われていない言葉も多いんでしょうね。
幕末高校生.jpg あふれる新語.jpg みんなで国語辞典!.jpg
 ほか、内輪向けに1冊買いましたが、これはまあ書かないことにしましょう。
 というわけで、相変わらず不漁です。
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