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『陶幻郷綺譚』

 拙ブログでもお馴染み・大熊宏俊さんはしばしば、どうして今ごろこんな本を? と驚くような本を読まれ、その感想を掲示板「ヘリコニア談話室」に書かれます。先日まで石川達三『最後の共和国』を読んでいたかと思えば、今度はトマス・モア『ユートピア』に着手されたとのこと。
 両書ともSFファンの一般教養として読んでおくべき本と思いますが、実は私、『最後の共和国』は読んでいないし、『ユートピア』もダイジェスト版を読んだことがあったような、なかったような……そんな感じです。本は持っていますが、今さら読むことはないでしょうねえ。
◎石川達三『石川達三集』新潮社・新潮日本文学(69)*『最後の共和国』も収録。
◎トマス・モア『ユートピア』岩波文庫(57)
石川達三集.jpg ユートピア.jpg
 ユートピア→桃源郷の連想で、こんなショートショート集を思い出しました。
◎出川直樹『陶幻郷綺譚』CBS・ソニー出版(79)*30編収録。
◎出川直樹『陶幻郷物語』三樹書房(88)*32編収録。
 上の加筆・再編集・増補・改題版。現物を手にするまで、続編か姉妹編だろうと思っていました。
陶幻郷綺譚.jpg 陶幻郷物語.jpg
帯.jpg


蛇足を読む。


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『モンテ=クリスト伯爵』

 新刊書店に行ってきました。購入したのは3冊で、1週間前の記事に【追記】として書きました。
 それはそれとして、買わなかったのですけれど、うへえ! と思わず声を出しそうになった本があります。
 アレクサンドル・デュマ『モンテ=クリスト伯爵』新井書院・オペラオムニア叢書(12)
 書店員に頼んで、写真を撮らせてもらいました。見よ、この迫力!
 ちなみに、岩波文庫では全7巻です。

モンテ=クリスト伯爵.jpg モンテ・クリスト伯.jpg
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「つれづれなるままにアンドロイド」

 昨日の記事に――
FAR SIGHT.jpg>私は方程式ものには目がないので
 と書きました。
 私はトム・ゴドウィン「冷たい方程式」が大好き! いわゆる「方程式もの」と呼ばれる作品群も大好き!
 となれば、私も1編くらいは「方程式もの」を書いていそうなものですが、なぜか書いていません。特に深い理由はなく、書きたくなるネタを思いつかなかっただけと思います。
 つらつらと記憶をまさぐり、こんなエッセイを思い出しました。せっかくですので、ご覧に入れましょう。(画像をクリックすると拡大)
 京都のファンジン「FAR SIGHT」№15(1985年9月号)に掲載。「アンドロイド」というテーマで書いたものです。(「FAR SIGHT」についてはここに)

エッセイ2.jpg エッセイ1.jpg
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『異常事態発生』

 橋本喬木さんから『The三題話(その11) 異常事態発生』私家版(12)を送っていただきました。いつもありがとうございます。
「落語のごらく」シリーズ(既刊はここここここに)の最新刊です。表題となっている「異常事態発生」は〈樹立社ショートショートコンテスト〉の入選作品。入選の喜びが帯に表われておりますね(笑)。
異常事態発生.jpg 巻頭の「異常事態発生」の次には、その続編(?)「異常事態発生「1+1の方程式」」が掲載されています。トム・ゴドウィンの名作「冷たい方程式」に橋本喬木が挑むと、こうなりますか。こちらのオチも正編に負けず劣らず……(笑)。作品中に方程式もののタイトルがいくつも出てきます。私は方程式ものには目がないので、それだけでも嬉しいのですが、いささか堀晃作品に偏りすぎ。筒井康隆「たぬきの方程式」とか高千穂遙「変態の方程式」とか、ぜひ触れてほしかったです。
 その次の「十人しかいない」の元ネタは言うまでもなく萩尾望都「11人いる!」です。待っているのは、冒頭3編のなかでは最も破壊的な(ダジャレ)オチ。ほんと、やりたい放題ですね(笑)。
 とりあえず3編を読み、目次を眺めてみましたらば、「天使派・慎一郎「ノックの音が」」なるタイトルが目につきました。さっそく一読。なるほど、星新一「ノックの音が」+ジェイコブス「猿の手」ですか。いやはや、なんでもありですなあ(笑)。

【追記】
 ふと思い立って、樹立社サイトを見に行きました。
 おお、「樹立社ショートショートコンテスト2012」の結果が発表されているではありませんか。今回は残念ながら1等星から4等星は該当者なし。5等星4人、6等星6人です。今回、6等星に2人、私の知人がいます。
 で、総評を読んでいましたら、『小さな物語のつくり方2(仮題)』なんて書名が挙げられていました。発売日はまだ決まっていないようですが、これは楽しみですね。
 近刊案内には、江坂遊のショートショート集『きまぐれラボ(けんきゅうしょ)』が! 10月発売予定とのこと。こちらも楽しみです。
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映画『スネーク・フライト』

 この記事でちらと触れましたが、『デッド・フライト』はゾンビ映画として殿堂入りしてしまうくらい面白かったです。
 で、気になっていたのが『スネーク・フライト』です。『デッド・フライト』は『スネーク・フライト』の好評を受けて作られた映画とのことで……。

 旅客機のなかに片や毒蛇、片やゾンビが大量出現。どっちも怖いですねえ。嫌ですねえ。
 どっちがより怖いかというと、ゾンビです。ゾンビのあとに毒蛇を見てもつまらないだろうなあと、観るのを先送りにしていたのですが、本日、なんとなく思い立って、観ることにしました。
 つい先ほど観終わり――
 面白かった~!
 もっと早く観ればよかったです。
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映画『怪物くん』

 星新一公式サイト「星新一 ショートショートコンテスト 受賞作リスト」がアップされました。私も少しだけお手伝いしております。

 さて。
 昨夜、映画『怪物くん』を観ました。

 私は子どものころ、マンガやアニメの『怪物くん』を楽しんだ世代です。一昨年だったかに放送された実写TVドラマも、まあ、マンガやアニメとは別物の感覚ではありましたけれど、楽しく観ました。
 今回の映画『怪物くん』ももちろん、オリジナルの『怪物くん』ではなく、実写TVドラマ版『怪物くん』の映画化です。劇場で観る映画と思うと物足りませんが、家のテレビで観るドラマと思えば、もう充分に合格点。楽しく観られました。
 長編アニメ映画の『ドラえもん』を好きな方なら、必ずや楽しめると思います。実際、登場キャラクターに合わせてシナリオに若干の変更を加えるだけで、全く違和感のない『ドラえもん』映画になるのではないでしょうか。
怪物くん.jpg で、今日です。
 昼間、ふらっと近所のブックオフに赴いたところ、藤子不二雄A『怪物くん 映画化記念版!!~怪物ワールド』小学館・My First BIG SPECIAL(11)が目につきました。約500ページ。全22編収録の傑作選です。無性に懐かしくなり、迷わず購入。帰宅して、とりあえず5編読みました。
 う~~ん、実写ドラマも悪くないけど、やっぱりマンガのほうが好きだなあ。なんだかホッとします。

【追記】9月28日
 昔のアニメ『怪物くん』を観たくなって、YouTube検索していたら、懐かしさ爆発の感涙映像てんこ盛り!
 ほとんどの番組を観ていましたねえ。

YouTube映像を観る。


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伊集院静の掌編小説集

 ゆえあって。
 伊集院静の掌編小説集リストです。

『むかい風』集英社(94)/集英社文庫(98)/『あなたに似たゴルファーたち』文春文庫(12)*改題・再編集。3編増補。
『昨日スケッチ』講談社(96)/講談社文庫(99)
『空の画廊』集英社(96)/集英社文庫(03)
『オルゴール』講談社文庫(99)
むかい風.jpg 昨日スケッチ.jpg 空の画廊.jpg オルゴール.jpg
 きっちりとリストアップできているか、あまり自信はありません。ショートショートとなれば調査&収集に燃えるんですが、掌編小説には今ひとつ……。
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映画『フライトナイト―恐怖の夜―』


 映画『フライトナイト―恐怖の夜―』(2011年)を観ました。大好きな『フライトナイト』(1985年)のリメイクです。
 昨年末にリメイクを知り、気が向いたら観ようと思っていました。
> 正直なところ、こういう映画って、あんまりリメイクしてほしくないんですよね。
>観たくなっちゃうし、たいていの場合は、観たら失望するし……(悲)。
 正直、そんな気持ちがあったのですが、意外と言いましょうか、嬉しいことにと言いましょうか、とっても楽しかったです。何はともあれ、オリジナル『フライトナイト』の香りが残っているんですよね、派手になった特撮も含めて。
 こういうリメイクなら歓迎です。
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映画『愛しのジャイアント・ウーマン』

『キル・ビル』を観て『スプラッシュ』を観たくなり、ビデオを探して見つけたのに観ようとせず、『透明人間』を観て……。
 透明人間つながりで『インビジブル』を観ようかと思ったのに……。(ここまで、詳しくはこの記事に)
『透明人間』のあとに観たのは(ダリル・ハンナつながりで)『愛しのジャイアント・ウーマン』なのでした。数年ぶりの再鑑賞です。原題は「ATTACK of the 50feet Women」――そのタイトル通り、ダリル・ハンナが50フィート(約15メートル)に巨大化します。
 いやあ、こういうゲテモノ映画、大好きなんですよね。似たような映画では、ロジャー・コーマンの『アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ウーマン』も楽しかったなあ。こちらは60フィート! さらに巨大です(笑)。
愛しのジャイアント・ウーマン.jpg アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ウーマン.jpg





『愛しのジャイアント・ウーマン』は1958年の映画『妖怪巨大女』(←すごい邦題!)のリメイクとのこと。オリジナルも機会があれば観たいものです。


 YouTubeを検索していたら、こんなのも……。

YouTube映像を観る。


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『歪んだ窓』

 昨夜、友人から届いたメールに、出版芸術社・ふしぎ文学館から発売予定の山川方夫『歪んだ窓』のことが触れられていました。ものすご~~~~く楽しみにしている1冊です。
 今朝――
 確か今月18日発売予定だったよな。買いに行こうかな。
 と思い、念のために発売日が変更されていないかチェック。すると! あらら、24日に延びてしまったのですか。
 版元サイトによりますと――

ショート・ショートの名手、山川方夫傑作集! 
妻子があるのにつきまとう男から心優しい姉を守るには――
表題作ほかショート・ショート36編に加え、巻末には山川方夫・星新一・都筑道夫の貴重な座談会を単行本に初収録。

 収録されるのは『親しい友人たち』と『長くて短い一年(新編)』+座談会です。
 同サイトには各作品名も記されています。『親しい友人たち』はオリジナルのまま、『長くて短い一年』は4編が差し替えられている模様です。だから「新編」なのですね。
「山川方夫・星新一・都筑道夫の貴重な座談会」というのは、「別冊宝石107号 ショート・ショートのすべて」掲載の「ショート・ショートのすべて その本質とは」のこと。さまざまな示唆に富んだ、素晴らしい座談会です。読んだことのない方は、ぜひぜひ!
座談会.jpg
 山川方夫『親しい友人たち』『長くて短い一年』の書影はこちらに。「別冊宝石107号」はこちらです。

【追記】9月27日
『歪んだ窓』を買ってきました。おお、帯に大きく「ショート・ショートの名手」と! 解説(新保博久)には、ちらとですが私の名前も出ていて、こういうのは嬉しいですね。
 ほかに2冊購入。
 エドモンド・ハミルトン『フェッセンデンの宇宙』河出文庫(12)*〈奇想コレクション〉版に新訳3編を増補
「SFマガジン」2012年10月号*レイ・ブラッドベリ追悼特集
歪んだ窓.jpg フェッセンデンの宇宙.jpg SFマガジン.jpg

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〈功援会〉出版物

 星新一、筒井康隆のファンクラブの出版物を(私が所有しているもの限定ではありますが)紹介しました。引き続き今日は、火浦功ファンクラブ〈功援会〉の出版物を紹介します。星さん、筒井さんは大先輩作家ですが、火浦さんは私と同世代――いわゆるSF第3世代の作家です。

「功楽園」1号/1984年11月10日発行
「功楽園」2号/1985年8月1日発行
 正会誌と思われます。0号(1984年4月発行)も出ているようですが、うちには見当たりませんでした。3号以降については不詳。
功楽園1号.jpg 功楽園2号.jpg
〈功援会〉では火浦さんを囲むファンの集い〈KOCON〉を開催していました。うちにあるのは、第1回・第2回のプログラムブックです。3回目以降については不詳。
〈KOCONⅠ〉:1984年11月24~25日開催
〈KOCONⅡ〉:1985年9月14~15日開催
KOCONⅠ.jpg KOCONⅡ.jpg
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コバルト・ショートショート・コンテスト

 ふと思い立ち、雑誌「Cobalt」のショートショート・コンテストについてまとめておくことにしました。
 ひと口に「コバルト・ショートショート・コンテスト」なんて言われていますが、実際には「小説ジュニア」とその後継誌「Cobalt」――ふたつの雑誌にわたって行なわれたコンテストなんですよね。名称も正式には、「小説ジュニア」時代には「マイ・ショートショート」、「Cobalt」時代には「ベスト・ショートショート」です。
 私は「Cobalt」は少しだけ持っていますが、「小説ジュニア」は1冊も持っていません。おもな資料となるのは、両誌の入選作を収録したショートショート・アンソロジー4冊です。(書影はこちらの記事に)
『マイ・ショートショート』集英社文庫コバルトシリーズ(82)
『ベスト・ショートショート』集英社文庫コバルトシリーズ(85)
『ショートショート・グランプリ』集英社文庫コバルトシリーズ(87)
『ショートショートショート』集英社コバルト文庫(90)
 このうち『ショートショート・グランプリ』は、コバルトシリーズ(現在はコバルト文庫)の10周年を記念して行なわれた「SF&ミステリー ショート ショート・グランプリ」の優秀作品を収録したものですから別として、ほかの3冊に収録されているのは――

『マイ・ショートショート』
「小説ジュニア」1980年7月号~1982年6月号(終刊号)掲載の入選作から選抜。きっちりと現物確認したわけではありませんが、「マイ・ショートショート」のスタートは「小説ジュニア」1980年7月号と推測されます。

『ベスト・ショートショート』
 巻末に記載されているデータでは「Cobalt」1983年冬号~1985年夏号掲載の入選作を再録、となっていますが、私が所有している1983年夏号、秋号掲載の作品も収録されていますので、これは明らかに間違い。確認はできていませんが、おそらく「Cobalt」1982年夏号(創刊号)~1985年夏号掲載の入選作を再録、と思われます。

『ショートショートショート』
「Cobalt」1985年秋号~1989年夏号掲載の入選作を再録。創刊以来、季刊で発行されてきた「Cobalt」ですが、次号(1989年10月号)から隔月刊誌になります。すなわち、季刊時代の入選作は『ベスト・ショートショート』と『ショートショートショート』の2冊に全作品が収録されているということですね。

 30年(!)にわたって続いたコンテストですが、残念ながら「Cobalt」2010年3月号をもって終了となりました。コンテストというより雑誌の投稿コーナーというほうが正しいかもしれませんが、ショートショート創作を志す者にとって、憧れの発表舞台だったと思います。
 隔月刊時代の入選作品が単行本化されることを祈りつつ……。
1983年夏号.jpg 1983年秋号.jpg 2001年10月号.jpg 2010年3月号.jpg
 1983年夏号 1983年秋号 2001年10月号 2010年3月号
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映画『透明人間』

 映画『透明人間』を観ました。『透明人間』といっても、いろいろあります。ちょっと前に観た東宝の『透明人間』は面白かったですし、1933年のモノクロ映画『透明人間』も傑作と思います。
 今回の『透明人間』は……。
 先日の『イングロリアス・バスターズ』に続いて、同じくタランティーノの『キル・ビル』を観たのですね。Vol.1とVol.2で計4時間あまり。ちょっぴり長すぎる感はありましたが、楽しかったです。エンディングに梶芽衣子の「怨み節」が流れ、おーっ!
キル・ビル.jpg

 それと、ダリル・ハンナが懐かしかったですねえ。若いころに観た『スプラッシュ』の映像は深く脳裡に刻まれています。再鑑賞したくなって、TV番組を録画したビデオテープをチェック。「ゴールデン洋画劇場」(高島忠夫・解説)のものがありましたが、いやいや今回は……と思い直しました。
透明人間.jpg ダリル・ハンナがヒロインを演じた『透明人間』を観ようと思ったのです。大好きなジョン・カーペンター監督の作品ということでDVDを買ったものの、(例によって)そのまま放置していたものです。
 ストーリーは今ひとつでしたが、透明人間の特撮――たとえば飲食したり喫煙したりするシーンを存分に楽しませてもらいました。ことに喫煙シーン(いきなり肺が見え、煙が充満。気管を通って出ていく)は秀逸と思います。1992年制作――すなわち20年前の映画ですか。当時の特撮レベルとしては、どうなんでしょうね。
 う~~ん。『インビジブル』を再鑑賞したくなってきたぞ。あの特撮には、ほんと、度肝を抜かれました。
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筒井康隆ファンクラブの会誌・会報

 何度かに分けてアップした〈エヌ氏の会〉出版物の記事はマニアな方々に喜ばれているようで、何通かメールでエールをいただきました。
「筒井康隆さんのファンジンも」という声もあり、う~~~ん、困ったな。実は私、筒井さんファンクラブの会員だったことは一度もないんですよね。もちろん私は筒井さんの大ファンですし、筒井さんファンの友人も多いです。そういう関係で、発行物を送っていただいたり、会合などで配布されていたものをもらったり……。そういったことはありましたけれど、そんな程度ですから、珍しいもの――マニアな方々に喜んでもらえそうなものはないんですよ。
 ともあれ、ファンジンのダンボールをごそごそ。あれこれ発掘しました。会誌や会報をご紹介します。

◆〈筒井倶楽部〉時代◆
◎「中部皆」
〈中部皆〉会誌。〈中部皆〉は名古屋近辺に住む〈筒井倶楽部〉会員が作ったグループです。うちにあるのは№1(1977/7/17)~№52(1981/7/24)の大部分(揃ってはいません)です。何号まで出ているのか不明。書影は№1。
◎「ん?」
〈中部皆〉会誌。うちにあるのは第1号~6号。続号は出ていないと思います。奥付があるのは第2号(1984/3/11)だけなので、いつ創刊されたのか不明。傑作選(1997/9/20)も発行されていますが、なぜか「ん?」ではなくて「ん!?」(笑)。書影は第1号と傑作選。
 ほかに〈中部皆〉の発行物としては、ビデオ映画『時をかけるゴロちゃん』のパンフレットや拙著『名古屋1997』の復刻版もあります。
◎「TSUTSUI COMPLEX」
〈イン・トウキョウ〉会誌。〈イン・トウキョウ〉は東京近辺に住む〈筒井倶楽部〉会員が作ったグループです。うちにあるのは創刊号(1979/6/30)~第5号(1980/6/21)。続号は出ていないと思いますが……。書影は創刊号。
中部皆.jpg ん.jpg ん!.jpg ツツイコンプレックス.jpg
◆〈日本筒井党〉時代◆
◎「脱走と追跡の情報」
〈日本筒井党〉月刊情報誌。№1(1983/1/10)~№60(1987/12/10)。全60号です。書影は№1。
◎「デマ」
〈日本筒井党〉会誌。うちにあるのは№1(1983/9/1)~№4(1987/7/1)。続号は出ていないと思いますが……。書影は№1。
◎「また何かそして別の読むもの」
〈ツツイスト連合〉機関誌。うちにあるのはVOL.33(1990/12/16)~VOL.45(1993/4/20)のうちの11冊、および号外(1993/11/22)です。書影はVOL.40(1992/9/20)。
脱走と追跡の情報.jpg デマ.jpg また何かそして別の読むもの.jpg
 ざっとチェックして、目についたのは以上でした。
 あ。そういえば、〈筒井倶楽部〉の会報「おれに関する情報」がないですね。少しだけ持っていたような気がするのですが、どこかに埋もれているのか、誰かに差し上げたのか……。記憶にありません。
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「ホシヅル学入門」

 先日、〈エヌ氏の会〉の出版物を整理しました。おもな目的は存在確認ですが、中身をぱらぱらと眺めたりもします。
 そんななか、ちょっと気になったのが「ホシヅル通信」第21号(1979年10月10日発行)に掲載されていた情報――「ホシヅル学入門」です。「SFアドベンチャー」10月号(創刊第3号)に掲載されているとのこと。
 へえ。そんなの、あったっけ?
 あのころ、SF専門誌すべてを読んでいました。「ホシヅル学入門」となれば、読んでないわけがないのですが、さっぱり覚えていません。情けなや……と思うと同時に、その内容が気になります。
「SFアドベンチャー」誌は遙か昔、ほとんどを処分しちゃっていますが、創刊当初の数冊および拙作掲載号は残してあるはず。――当該号を探すと、すぐに見つかりました。
 目次を見ると――
■ホシヅル学入門―エヌ氏の会………………92
 全6ページで、3つのパート――「ホシヅルの歴史」「ホシヅルの生態」「ホシヅル神話」に分かれています。群を抜いて面白いのが「ホシヅルの生態」で、これは「ホシヅル通信」第19号(1979年4月25日発行)に掲載された「ホシヅル論争――ホシヅルの繁殖における宇宙生物学的一考察」を改稿したもの。この元バージョンを書かれたのは(「SFアドベンチャー」誌に名前は出ていませんが)本ブログでもお馴染みの山本孝一さんです。
 すさまじく学術的な内容なんですが、それも道理。実はこれ、岡田正哉さんの協力を得て書かれたものなんですよね。「SFアドベンチャー」掲載バージョンでは「エヌ氏」に置き換えられていますが、元バージョンには「宇宙生物学の権威」として「岡田正哉」の名前が何度も出てきます。岡田さんの名前が「SFアドベンチャー」誌面に踊っていたら(個人的に)めっちゃ嬉しかったのになあ……。残念!
 あ、そうそう。2010年5月1日の記事「ホシヅルの羽」コメント欄もご参考に。
ホシヅル通信.jpg SFアドベンチャー.jpg
「SFアドベンチャー」誌には創刊から3号まで、SF作家ファンクラブによるページがありました。
 創刊号は〈筒井倶楽部〉の「乱調筒井康隆小辞典」、第2号は〈小松左京研究会〉の「難問・奇問 小松クイズ」、そして第3号が〈エヌ氏の会〉の「ホシヅル学入門」なのでした。
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田辺聖子展

 神戸文学館といえば、「SF幼年期と神戸」「小松左京展」といった企画展を思い出します。本当に楽しかったです。
 今秋には大衆小説の超大物――私も大好きな作家の企画展を予定していると聞き、楽しみにしていたのですが、それが変更になったとのこと。残念! とは思いつつも、正式決定したのは「田辺聖子展」ということで、これはこれで楽しみです。(詳細はこちらに)
 田辺聖子にはSFファン直撃の快作『お聖どん・アドベンチャー』があります。まさに抱腹絶倒。読んでないSFファンがおられましたら、ぜひ! とお勧めします。
お聖どん・アドベンチャー.jpg 帯.jpg
 田辺聖子の著作では、ショートショートの資料として1冊だけリストアップしています。
『愛の風見鳥』大和出版(75)/集英社文庫(78)
 ショートショートというより掌編小説でしょうが、まあ一応。
愛の風見鳥.jpg 愛の風見鳥(文庫).jpg
 ともあれ神戸文学館の「田辺聖子展」、会期中に一度は足を運びたいと思っています。

「田辺聖子展」チラシを見る。


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映画『案山子男』

 なぜだか突然、「最近、スプラッタ映画を観てないな」と思いました。DVDラックを眺め、買っただけで放置している映画のなかから『案山子男』をチョイス。
 いじめられっ子の魂が案山子に乗り移り、いじめたやつらに復讐をする。――絵に描いたようなB級スプラッタ映画でした。観ながら感じる脱力感は『悪魔の毒々モンスター』に通じるものがあります。傑作とは言いませんが、この脱力感は決して不快ではありません。
 エンディングに「巨匠ダリオ・アルジェントに捧げる」とあり、うっひゃあ。
 さらに「リスペクトすべき人々」として、ブライアン・ユズナ、スチュアート・ゴードン、トビー・フーパー、ジョン・カーペンター、ウェス・クレイブン、ジョージ・ロメロ、スティーヴン・キング、クライヴ・バーカーといった名前が流れます。うはは。私も大好きな監督、作家ばかりではないですか。うん、確かに影響は感じられますね。ただし、いずれの先達も超えられていませんが。
 特典映像の「インタビュー」を観ましたら、なんと撮影期間はわずか8日とのこと。そんな短期間で作られた映画だったのですか(驚)。これだけ楽しませてもらえれば、充分に合格です。
 続編『案山子男2』も観たい気はしますが、しばらく間をおくことにしましょう。
案山子男.jpg 案山子男2.jpg 案山子.jpg
 右端は伊藤潤二原作の映画『案山子』です。同じく案山子を題材にしても、日米ではこんなに違ってしまうものなのですね。
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続・〈エヌ氏の会〉出版物

〈エヌ氏の会〉出版物の話をもう少し続けましょう。会誌や会報以外に、単発誌も数多く発行されています。以前にブログで紹介した『星鶴vsマンボウ』 (東京エヌ氏の会/1977年10月17日発行)もそうですね。
 早くに〈エヌ氏の会〉を退会した私としては、その全貌など見当もつかないのですが、星CON(星新一氏を囲むファンの集い)関連の出版物を、私の知る範囲でまとめておきましょう。といっても、私が把握しているのは、自ら参加した3回のみですが。

★星CON'78(1978年7月22~23日。21日に前夜祭)
 プログラムブックは「ホシヅル通信」15号(1978年7月22日発行)です。下の書影は案内状と「星CON78・公式レポート」(1978年12月1日発行)。
星CON案内.jpg 星CONレポート.jpg
★星CONⅡ(1979年8月4~5日)
「星CONⅡ プログラム・ブック」(1979年8月4日発行)と「星CONⅡ公式レポート」(1980年5月24日発行)。
星CONⅡプログラム.jpg 星CONⅡレポート.jpg
★星CONⅢ(1980年5月24~25日。23日に前夜祭)
「星CONⅢ 星新一氏を囲む会 プログラムブック」(発行日記載なし)と「星CONⅢ公式記録」(1980年12月1日発行)。「公式記録」は「ホシヅルゆうびん箱」の特別号という扱いのようですから、正確に言うと単発誌ではありません。
星CONⅢプログラム.jpg 星CONⅢレポート.jpg
 第4回以降、各種会報にレポートなどが掲載されているのは知っていますが、上記のような独立した出版物が出ているのか不明です。
 ちなみに星CONへは、第1回は一般参加、第2回は主催メンバー、第3回はゲストとして参加しました。いかに激動の時代であったか、ご推察いただけると思います。
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テレビ「珍名スケベニンゲン」

 テレビ番組「珍名スケベニンゲン」を観ました。珍名(おもに地名)を題材にしたバラエティ番組です。(読売テレビ 8月29日 午後11時58分~0時53分放送)

 こんなの、大好きですねえ。知っている珍名が多かったですが、もちろん知らない珍名もあり、楽しかったです。
 余韻に浸りつつ、以下のような本を書棚から取り出しました。
◎藤井青銅『あんまりな名前』扶桑社(08)
◎藤井青銅『団地になった男』朝日文庫(02)
◎長嶋有『エロマンガ島の三人』エンターブレイン(07)
あんまりな名前.jpg 団地になった男.jpg エロマンガ島の三人.jpg
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〈エヌ氏の会〉出版物

〈エヌ氏の会〉の出版物――正会誌「エヌ氏の内宇宙」と正会報「ホシヅル通信」を紹介しました。記事「エヌ氏の内宇宙」のコメント欄で――
> 実は、うちもまだ〈エヌ氏の会〉発行物は整理できていないんですよね。
>とにかく種類が多すぎて、メンドクセー。
 現物を確かめもせずに書いたんですが、簡単にチェックしてみましたところ、想像を遙かに上回る「メンドクセー」でした(笑)。

「ホシヅルの巣」東京エヌ氏の会→大江戸エヌ氏の会/創刊号は1976年5月発行(非所有)
 ※何号まで出たのか定かではありませんが、うちにあるのは第13号(1977年5月)~第54号(1982年3月)中30冊ほどです。書影は、第17号(東京エヌ氏の会/1977年9月11日発行)と1979年10月号(大江戸エヌ氏の会)。
「ホシヅルの果」創刊準備号/神楽坂エヌ氏の会/1978年7月22・23日発行
ホシヅルの巣(東京エヌ氏の会).jpg ホシヅルの巣(大江戸エヌ氏の会).jpg ホシヅルの果.jpg
「サロン・ド・ホシヅル」創刊号/大江戸エヌ氏の会/1978年10月25日発行
 ※合本(1~4号)あり。
「ぶるうぺえじ」№1/大江戸エヌ氏の会/1978年11月12日発行
サロン・ド・ホシヅル.jpg サロン・ド・ホシヅル(合本).jpg ぶるうぺえじ.jpg
「ホシヅルかわら版」いちまいめ/上方エヌ氏の会/1979年4月1日発行
 ※合本(1~5号)あり。
「ホシヅル雑記帳」№1/松山エヌ氏の会/1978年7月16日発行
ホシヅルかわら版.jpg ホシヅルかわら版(合本).jpg ホシヅル雑記帳.jpg
「喫茶《ホシヅル》」本日開店(第1号)/星空間エヌ氏の会/1980年12月1日発行
 ※合本(1~10号)あり。
「ホシヅル寄席」初日(第1号)/安田エヌ氏の会/1981年4月1日発行
喫茶《ホシヅル》.jpg 喫茶《ホシヅル》(合本).jpg ホシヅル寄席.jpg
「ホシヅルゆうびん箱」その1/エヌ氏の会/1979年7月発行
「ほしづる・のーと」№1/林敏夫/1981年2月28日発行
「ホシヅルハウス」落成記念パーティー(第1号)/第三惑星エヌ氏の会/1981年3月1日発行
ホシヅルゆうびん箱.jpg ほしづる・のーと.jpg ホシヅルハウス.jpg
「気まぐれホシヅルだより」№1/藤森正子・菅原弘美/1981年3月3日発行
「ホシヅルの散歩道」第1号/井上妙子/1981年4月26日発行
気まぐれホシヅルだより.jpg ホシヅル散歩道.jpg
 目についただけでも、これだけの種類がありました。
 これら以外に単発の出版物もあり……。
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「ホシヅル通信」

最終戦争.jpg 昨日――ホシヅルの日に、興味深いプロジェクトがスタートしました。
「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」
 星新一作品を分析し、コンピュータに創作させる。――今日泊亜蘭のショートショート「完全作家ピュウ太」(『最終戦争』ハヤカワ文庫JA(74)に収録)を思い出しちゃいました。今日泊作品では、あのような結末(あえて伏せます)が待っていましたが、さてさて現実では? いかなる作品が生まれるか、楽しみです。

 昨日に続いて、〈エヌ氏の会〉出版物の話です。
〈エヌ氏の会〉の正会誌は「エヌ氏の内宇宙」と言ってもいいでしょう。会報や連絡誌も数多く出ていましたが、正会報となると、「ホシヅル通信」ではないでしょうか。
 壮観号(創刊号)は1975年10月27日に発行。うちには第27号(1983年6月1日発行)まであります。

・壮観号/1975年10月27日発行
・第2号/1976年1月30日発行
・合本1/第1号~第14号(1983年4月30日発行)
ホシヅル通信・壮観号.jpg ホシヅル通信・第2号.jpg ホシヅル通信・合本1.jpg
・第15&16合併号/1978年7月22日発行
 第15号は「エヌ氏の会フェスティバル 星CON'78 公式プログラムブック」、第16号は「エヌ氏の会ハンドブック」。
・合本2/第17号(1978年12月20日発行)~第23号(1980年5月1日発行)+「ホシヅル通信・別冊① 星新一作品50音順短編リスト」(1979年6月4日発行)
ホシヅル通信・第15号.jpg ホシヅル通信・第16号.jpg ホシヅル通信・合本2.jpg
・第24号/1982年3月5日発行
・第25号/1982年7月10日発行
・第26号特別版/祝・星新一氏健筆25周年/1982年11月15日発行
・第27号特別版/エヌ氏の会創立10周年記念号/1983年6月1日発行(書影は昨日の記事に)
ホシヅル通信・第24号.jpg ホシヅル通信・第25号.jpg ホシヅル通信・第26号.jpg
 以降は不明。
 実は「ホシヅル通信」という誌名は私の発案なんですよね。末路(笑)が気になっています。
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「エヌ氏の内宇宙」

 本日9月6日はホシヅルの日――故・星新一さんの誕生日です。
 ということで今日は、星新一ファンクラブ〈エヌ氏の会〉の発行物について、少し書くことにしましょう。
〈エヌ氏の会〉では会誌、会報、連絡誌やイベントのレポート類など、数多くの印刷物(ファンジン)を発行しています。私は1980年代前半に〈エヌ氏の会〉を退会していますので、それまでの発行物しか所有していないのですが、それでも数え切れないくらいの種類のファンジンがあります。ちゃんとした冊子からペラ1枚、あるいは名刺サイズまで、まさに種々雑多。
 そんななかから、「エヌ氏の内宇宙」です。

「星新一語録 ―エヌ氏の内宇宙―」林敏夫/1973年3月25日発行
 復刻版(青焼きコピー)も出ています。東京エヌ氏の会/1977年12月11日発行
「星新一の世界 ―エヌ氏の内宇宙・2―」エヌ氏の会/1973年10月17日発行
「星空間遊泳中 ―エヌ氏の内宇宙・3―」エヌ氏の会/1974年5月12日発行
「星新一散歩道 ―エヌ氏の内宇宙・4―」エヌ氏の会/1975年4月28日発行
「星空間宝石箱 ―エヌ氏の内宇宙・5―」エヌ氏の会/1976年8月1日発行
「特集・ボッコちゃん ―エヌ氏の内宇宙・6―」エヌ氏の会/1977年4月28日発行
01星新一語録.jpg 星新一語録(復刻版).jpg 02星新一の世界.jpg
03星空間遊泳中.jpg 04星新一散歩道.jpg 05星新一宝石箱.jpg
ホシヅル通信27号.jpg06特集・ボッコちゃん.jpg
 7号以降が出ているのか不明です。

 この記事にも書きましたように、「星新一散歩道」の表紙は「CRYSTAL」3&4合併号からの転載です。今回の記事を書くために〈エヌ氏の会〉発行物をチェックしていて、「ホシヅル通信」第27号特別版(エヌ氏の会創立10周年記念号/1983年6月1日発行)の表紙にも使われていることに気がつきました。書影を掲載しておきます。
新・星新一語録(一).jpg
【追記】
「ホシヅルの内宇宙」第1号/星空間エヌ氏の会/1980年8月30日発行
 内容は「新・星新一語録(一)」です。第2号以降が出ているのか不明。
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映画『怪談昇り龍』

 つい数年前まで、私が観る映画の9割は洋画でした。ようやく邦画の魅力に目覚めまして、ここ数年、邦画もけっこう観るようになっています。ことに1960年代、70年代に作られたトンデモ映画ですね。お気に入りは鈴木則文とか石井輝男とか大藏貢とか……。
 石井輝男監督作品で、「観たいなあ。でも、日本でDVDは出てないのか。残念」と思っていた映画が2本あります。1本は『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』で、これは今年1月に海外版を入手しました(→この記事)。
怪談昇り龍.jpg もう1本は『怪談昇り龍』です。ようやく日本でDVDが発売されると知りまして、さっそく注文。本日、入手&鑑賞しました。
 ヤクザ映画に怪談(黒猫の祟り)をプラスしちゃうという、まさに「何すんねん」映画(笑)。こんなの、大好きですねえ。
 主演は梶芽衣子です。――うわあ、かっこいい。あ、『さそり』の前なんだ。若い~。
江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』で怪演を見せた土方巽が本作にも出演。またもすさまじい存在感で暴れ回ってくれます。
 かなり期待していて、ハードルを上げまくっていましたが、充分に期待に応えてくれる怪作でした。満足~。

 予告編にリンクしたいのですが、見当たりません。代わりに、同じく石井輝男監督の作品『ポルノ時代劇 忘八武士道』を。

 この映画も抜群に楽しかったです。
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映画『イングロリアス・バスターズ』

 クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』を観ました。以前から観たいなと思いつつ、2時間半あまりという長さに恐れをなしていたのです。本日、一念発起!

 いやあ、期待以上に面白かったですね。こちらの予想を(いい意味で)がんがん裏切ってくれます。コンゲーム的な雰囲気もあり、まさに私好み。
 途中、どっかで聴いたようなBGMが流れて……。数秒考えて――おお、『キャット・ピープル』だ!(嬉)
『キャット・ピープル』1942年作品
『キャット・ピープルの呪い』1944年作品
『キャット・ピープル』1981年作品*リメイク
 いずれも大好きですが、私が思い出したのは1981年のリメイク版『キャット・ピープル』です。ナスターシャ・キンスキーのヌードも話題になりました。きれいでしたねえ。
 久しぶりに観てみようかしらん。
イングロリアス・バスターズ.jpg キャット・ピープル.jpg キャット・ピープル(リメイク).jpg
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「私が選ぶ国書刊行会の3冊」

 書店で「私が選ぶ国書刊行会の3冊 国書刊行会40周年記念小冊子」国書刊行会(12)をもらいました。サブタイトルにもあるように、国書刊行会の創業40周年を記念して発行されたものです。小冊子といっても152ページもあり、読みごたえ抜群。計61名が国書刊行会の出版物のなかからベスト3を選んでいます。こういうアンケートは楽しいですね。
私が選ぶ国書刊行会の3冊.jpg 40年前というと、私は15歳。SFから派生して、海外の幻想小説や怪奇小説も積極的に読み始めた時期でした。国書刊行会を最初に意識したのは〈世界幻想文学大系〉だったでしょうか。この叢書に限らず国書の本はお値段がアレ(笑)ですから、欲しい本すべてを買うわけにはいきませんが、それでもけっこう買っています。叢書名を挙げれば、ドラキュラ叢書、アーカムハウス叢書、探偵クラブ、文学の冒険、魔法の本棚といったところ。
 冊子巻頭の「創業四十周年にあたって」に、「刊行書籍の総点数もこの四十年で三千点を超え」と書かれています。数えてみないとわかりませんが、うちにはたぶん100冊くらいあるのではないか、と。
 で、思いました。――もし私にベスト3のアンケートが届いたら、何を選ぶだろう。
 かなり悩みましたが、以下に決定。
◎香山滋『香山滋 復刻版 名作選』1985年*書影はここに。
◎荒俣宏『世界幻想作家事典』1979年
◎東雅夫&石堂藍編『日本幻想作家事典』2009年*以上2冊、書影はここに。
 次点は森英俊編『世界ミステリ作家事典』全2巻(98、03)です。『世界幻想作家事典』や『日本幻想作家事典』もそうですが、『世界ミステリ作家事典』の厚さも半端ではありません。うちの書棚にはこの4冊が並んでいて、その隣には橫田順彌『近代日本奇想小説史 明治篇ピラールプレス(11)が……。5冊の厚さは、計30センチ近いです。
世界ミステリ作家事典.jpg

 ちなみに、国書刊行会の出版物でショートショートの資料としてリストアップしてあるのは以下です。

リストを見る。


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新たな資料

 市内の古本屋やブックオフをハシゴしてきました。ふだん、近所のブックオフにはしょっちゅう立ち寄っていますが、遠くまで足を伸ばすことは少ないです。え~と、7月16日以来、1ヶ月半ぶりですね。
 古本屋を回る第一目的は、もちろんショートショートの資料探しです。今日は「へえ。こんな本が出ていたのか。知らなかった」を3冊も見かけました。
◎川上健一『小さな幸せ物語』PHP文芸文庫(12)
 今年3月刊。帯に「幸せのショート・ショート101」とあります。『ジャパン・スマイル』PHP研究所(09)の改訂改題版。
◎蒼井上鷹『11人のトラップミス』双葉ノベルス(10)
 帯に「短編5本、ショートショート6本」とあります。
◎矢橋昇『GIVE WAY 交通安全ショート・ショート』中日出版社(08)
『あなたに贈る安全運転』モビリティ出版(05)の増補改訂改題版。あとがきによると、「日頃目にする、ごく日常的な交通場面を題材にした「ショートショート」形式の小文」をまとめたものとのこと。
小さな幸せ物語.jpg 11人のトラップミス.jpg GIVE WAY.jpg
 1日の古本屋行脚で未知のショートショート資料を3冊も買うなんて、滅多にないことです。大収穫と言えるでしょう(嬉)。
恐怖推理小説集.jpg もちろん、買うのはショートショート関連だけではありません。趣味の本も買います。何冊か買いましたが、最も嬉しかったのは、鮎川哲也編『恐怖推理小説集』双葉社(77)ですね。鮎川哲也編『怪奇探偵小説集(全3巻)』双葉社(76)の姉妹編というか現代編というか。
『怪奇探偵小説集』3冊は新刊発売時に買って、読みました。当時は入手困難だった怪奇探偵小説の傑作アンソロジーです。この面白さといったら、尋常ではありませんでしたねえ。
『恐怖推理小説集』が発売されたことは知っていましたが、『怪奇探偵小説集』とは違って現役作家を中心とするアンソロジーということで買わなかったのでした。
 なお、双葉文庫版(85)とは作品異同があります。草野唯雄「透明願望」が同「死霊の家」に差し替え。
怪奇探偵小説集.jpg 怪奇探偵小説集続.jpg 怪奇探偵小説集続々.jpg
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