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ファンジン「カオス」

 勘の鋭い方はお気づきかもしれませんが、このブログではたまに、ごく少数の特定個人への私信に近い内容の記事を書くことがあります。実は昨日の記事はほんの数人向けでして、今日はピンポイント――たった1人に向けて書きます。
〈徳島SFファンクラブ〉の会誌「カオス」です。

◎「カオス」創刊号(1967年2月25日発行)
◎「カオス」第2号(1967年8月30日発行)
◎「カオス」第3号(1968年4月20日発行)
カオス1号.jpg カオス2号.jpg カオス3号.jpg
◎「カオス別冊」(1968年6月10日発行)
 1冊まるまる「全国SFファンジン調査」です。これは当時のSFファンダムを知る貴重な資料と思います。
◎「週刊平々凡々 カオス別冊」(1968年12月20日発行)
カオス別冊.jpg 週刊平々凡々.jpg
SFファングループ調査(Ⅰ).jpg 手元にあるのは以上の5冊だけです。これら以外の活動は不明なのですが、森東作編『SFファングループ調査(Ⅰ)』SFファングループ資料研究会(1975年11月25日発行)によりますと――
 設立が1967年4月で、1969年には休会となっています。また、会誌の最新号は第3号(1968年4月20日発行)とのこと。正会誌以外にインデックスなども発行していたそうです。
 どうでもいいことですが、この調査には私もアンケートを提出しています。あのころ、ファンジンを発行していたのですよね。
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ファンジン「ベム」

 とある事情で、〈BEMクラブ〉の会誌「ベム」全号の書影をアップします。すべて「発行編集・岡田正也」です。

◎創刊号(1966年11月23日発行)
◎第2号(1967年3月1日発行)
◎第1増刊号(1967年3月18日発行)
ベム1号.jpg ベム2号.jpg ベム増刊号.jpg
◎第3号(1967年5月24日発行)
◎第3号 とくべつとじこみだいふろく:地球の長い午後 用語索引
◎第4号(1967年8月1日発行)
◎第5号(1967年11月15日発行)
ベム3号.jpg ベム3号付録.jpg ベム4号.jpg ベム5号.jpg
◎第6号(1968年7月10日発行):スカイラークシリーズ用語索引
◎第6号 特大別冊附録:スカイラーク・シリーズ 簡易ビブリオグラフィー
◎第7号(1968年12月31日発行)
ベム6号.jpg ベム6号別冊付録.jpg ベム7号.jpg
◎第8号(1969年4月28日発行)
◎第9号(1972年1月1日発行)
◎第10号(1973年12月31日発行):空中驚異物語繪入索引
◎第11号(1974年7月7日発行)
ベム8号.jpg ベム9号.jpg ベム10号.jpg ベム11号.jpg
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ハードカバー特装本

 先日の記事で拙著『名古屋1997』の復刻版のことを書きました。100部限定の特装本です。
特装版.JPG 特装本といえば……。
 ソフトカバーの本をハードカバー化するのが趣味の友人がいて、その腕前たるや、まさにプロ級。惚れぼれするような出来栄えです。
 たとえば『インプリンティングの妙薬』はこんな感じ。凝ってるでしょ。
『超能力パニック』は2冊作ってくれました。そのうち1冊の表紙にはチャックが付いています。この本には「突然チャック」という作品が収録されているのですよね。面白いとは思いますけれど、書棚に並べられず、困っております(苦笑)。
インプリンティングの妙薬.JPG 超能力パニック.JPG
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人形劇「きまぐれロボット」

 星新一ファンクラブ〈エヌ氏の会〉の会報「ホシヅル通信」第6号(1976年9月30日発行)に、以下のような記事が掲載されています。(漢数字は算用数字に変換)
ホシヅル通信.jpg
  「きまぐれロボット」人形劇化
「おとぎのへや」(NHK教育テレビ・10:45~11:00AM)の7月28・29の両日に渡って、人形劇「きまぐれロボット」が放映された。さく・ほししんいち、きゃくしょく・たなべまもる(子供向番組なので全部平仮名)
 時間が時間だし、新聞によっては「おとぎのへや」とだけしか記されていないものもあったので、観られなかった方も多いと思う。――残念でした。再放送の機会をお待ち下さい。(団)

 この記事を書いたのは私です。当時、「団友太郎」というペンネームを使っていたんですよね。(この記事のコメント欄参照)
 この人形劇のことは知られていないようで、ほかで言及されているのを見たことがありません。記事には「再放送の機会をお待ち下さい」なんて書いていますけれど、私が観た放送自体が再放送だったかもしれず……。はなはだ不正確な情報ではありますが、ここに書いておくことにしました。
 なお、書影は「ホシヅル通信」壮観号(1975年10月27日発行)~第14号(1978年4月30日発行)の合本です。リアルタイムの情報が満載で、重宝しています。

 ショートショート集『きまぐれロボット』については、ここに詳しく書いています。よろしければ、ご覧ください。
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訃報:北杜夫さん

マンボウ談話室.jpg 今月24日、北杜夫さんが逝去されました。享年84。
 私が高校生のころ、北杜夫は遠藤周作と並んで、クラスで最も人気があった作家と言えるでしょう。星新一や筒井康隆もよく読まれていましたが、この2人は別格でした。
 ええ、もちろん私も読みましたよ。『さびしい王様』のシリーズとか『高みの見物』がお気に入りでしたね。で、そのころに買った本の書影をアップしようと考えましたが、ありゃ、見当たらない……。長編の整理は、ほんと、いいかげんなんですよね(苦笑)。
マブゼ共和国建国由来記.jpg 代わりに、目についた2冊――『マンボウ談話室 北杜夫対談集』講談社(77)と『マブゼ共和国建国由来記』集英社(82)の書影をアップすることにしました。前者には星新一との対談「わが習作時代とSF文学と」を収録、後者の表題作では星新一大活躍です。
 北杜夫もショートショートを書きましたが、残念ながら純然たるショートショート集はありません。ショートショートの資料としては、以下のような本をリストアップしています。

『へそのない本』新潮社(63)/新潮文庫(76)
『高みの見物 第三惑星ホラ株式会社』新潮社・北杜夫全集(77)
『人工の星』潮出版社(81)/潮文庫(83)/集英社文庫(84)
『夢一夜・火星人記録』新潮社(89)/新潮文庫(92)
へそのない本.jpg へそのない本(新潮文庫).jpg 高みの見物 第三惑星ホラ株式会社.jpg 人工の星.jpg
人工の星(潮文庫).jpg 人工の星(集英社文庫).jpg 夢一夜・火星人記録.jpg 夢一夜・火星人記録(新潮文庫).jpg
 ご冥福をお祈り申し上げます。
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『いわきが生んだ製薬王 星一』

いわきが生んだ製薬王 星一.JPG『いわきが生んだ製薬王 星一』星一プロジェクト実行委員会(11)を入手しました。星新一公式サイトでその発行を知り、さっそく発行者に連絡をして、送ってもらったのです。
 全12ページの薄い冊子ですが、その内容は充実しています。写真も豊富ですし、もちろん星新一についても触れられています。ほんと、実に楽しい冊子です。
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愛蔵版「NULL」

 気持ち的には、昨日の記事の続きです。

 ブログを始めて間もなくの記事「ショートショートと私」にも書きましたが、私がショートショートを本格的に書こうと思い立ったのは、筒井康隆さん主宰のSF同人誌〈ネオ・ヌル〉に入会したことがきっかけです。
〈ネオ・ヌル〉の会誌「NULL」には愛蔵版もあり、「NULL」第7号(1977年4月30日発行)には発刊のお知らせが掲載されています。
 抜粋しますと――

◆愛蔵版NULL(1~7号合本)について
 SHINCONをはさんで三年間続いたNULLを完全収録した、ハードカバー版合本が発行されます。
 発行予定日・5月1日
 発行部数・百部限定(番号入)
 予価・六千円(送料共)

 欲しかったのですけれど、当時の私には手も足も出ない価格でした。完全に諦めていたのですが、10年近く経ってからだったでしょうか、某イベントで〈ネオ・ヌル〉関係者と会う機会があったんですね。もしやと尋ねてみると、余分をお持ちとのこと。お願いして、譲っていただきました。感謝感激!
 ずっしりと重いハードカバーを手にしたときには、なんとも言えない気持ちでしたねえ。初恋の人に再会したような……と言ったら大袈裟でしょうか(笑)。
NULL.JPG サイン.JPG
「NULL」に掲載された小説は、筒井康隆編『ネオ・ヌルの時代(全3巻)』中公文庫(85)に収録されていますので、容易に読むことができます。
ネオ・ヌルの時代1.jpg ネオ・ヌルの時代2.jpg ネオ・ヌルの時代3.jpg
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『TWO SHORT STORIES』

 先日の記事「『にぎやかな未来』特装版」に尾川健くんからコメントをいただきました。「筒井康隆」「ハードカバー」「文庫本」というキーワードから、はっと脳裡に浮かんだ本があります。

 TSUTSUI YASUTAKA『TWO SHORT STORIES』
                                私家版(1984年1月刊)
TWO SHORT STORIES.jpg サイン.jpg
 筒井さんご本人が発行された私家版です。文庫サイズのハードカバー。筒井さん関連の私家版は数多く出ていますが、ご本人が発行された本というのは珍しいのではないでしょうか。
 収録されているのは筒井さんの短編(英訳)が2編です。
「Perfectly Lovely Ladies」:「如菩薩団」の英訳(翻訳者の記載なし)
「Standing Woman」:「佇むひと」の英訳(translated by David Lewis)
 限定版ではなく、発行部数は不明です。

【追記】10月26日
 というわけで(コメント欄参照)、私の長編『名古屋1997』を紹介します。
名古屋1997.jpg 名古屋1997(特装版).JPG 名古屋の逆襲.jpg
『名古屋1997』トクマ・ノベルズ・ミオ(1987年9月30日発行)
 初刊本です。発行部数は知っていますが、内緒です(笑)。
『名古屋1997』中部皆(1997年9月20日発行)
 1997年、名古屋で行なわれたイベントに合わせて作られた復刻版です(写真は函と本体)。限定100部発行。山下洋輔さんに「解説・名古屋の教え」を書いていただきました。この解説は超レアですね。
『名古屋の逆襲』双葉文庫(1998年5月15日発行)
 文庫版です。近未来小説のタイトルが過去ではまずいだろうと考え、改題しましたが、いま思うと、改題しなくてもよかったような気がします。新たに「あとがき」を書き、西谷史さんに「解説 名古屋は国際都市だぎゃー」を書いていただきました。これまた、発行部数は知っていますが(笑)。
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『蜘蛛』

 購入した本は、ちゃんと読むかどうかは別として、ざっと目を通すようにはしています。しかし稀に、買うだけ買って、中身を見ることもなく放置してしまう本もありまして……(苦笑)。
 原作/ハンス・エーベルス、劇画/手塚プロ『蜘蛛』主婦の友社・TOMOコミックス(78)もそんな1冊です。
 とある事情で、この本を手に取り、中身をチェックしました。
 あら。エーベルス「蜘蛛」以外に、モーパッサン「呪いの手」とジェイコブス「猿の手」(のマンガ化作品)も収録されていたのですか。う~~ん、知りませんでしたねえ。「猿の手」大好き人間としては、まさに不覚!
 そこで思い出したのが、H・H・エーベルス『蜘蛛』東京創元社・世界恐怖小説全集(59)です。一見、まるでエーベルス単独の著作のように見えますが、収録されている7編のうちエーベルス作品は3編。ほかに、クライスト、ケルナーが各1編、ホフマンが2編。つまり、4人の作家によるアンソロジーなんですね。
 とまあ、そんなことに思いを巡らせていれば、当然の結果として――
 エーベルスの短編集って、何冊出ているんだろう。
 となります(笑)。
 ぱっと思いつくのは『エーヴェルス短編集 蜘蛛・ミイラの花嫁』創土社(73)ですが、ほかには?
 調べてみたところ、どうやらこの1冊だけのようです。意外というか残念というか……。
 こういうときは、光文社古典新訳文庫に期待! であります。
蜘蛛(マンガ).jpg 蜘蛛.jpg 蜘蛛・ミイラの花嫁他.jpg 吸血鬼.jpg
 ちなみに、私が初めて手にしたエーベルスの本は、たぶん『吸血鬼』東京創元社・世界大ロマン全集(57)だろうと思います。中学生のときだったか、高校生だったか。いずれにしても40年近く前のことで、内容はすっかり忘却の彼方なんですが、悪夢を見ているような小説だったという印象が強く残っています。
 ついでに――
 エーベルス原作の映画『プラーグの大学生』については、ここに。

【補足】
 世界恐怖小説全集『蜘蛛』に収録されていた7編のうち4編はエーベルス他『怪奇小説傑作集5』創元推理文庫(69)に収録されています。各作家1編ずつで、エーベルスはもちろん「蜘蛛」です。
『怪奇小説傑作集(全5巻)』創元推理文庫(69)は、もう見事としか言えないアンソロジーです。まだ読んでない方は、ぜひ!
怪奇小説傑作集1.jpg 怪奇小説傑作集2.jpg 怪奇小説傑作集3.jpg 怪奇小説傑作集4.jpg 怪奇小説傑作集5.jpg
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『リアル・スティール』ほか

 新刊書店に行ってきました。
リアル・スティール.jpg 羊飼いの指輪.jpg 一千一秒物語.jpg
◎リチャード・マシスン『リアル・スティール』ハヤカワ文庫NV(11)
 昨年の『運命のボタン』に続く短編集です。来月には角川文庫からも同タイトルの短編集が出るとか。映画化のお陰ですね(嬉)。
◎ロダーリ『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』光文社古典新訳文庫(11)
『物語あそび―開かれた物語―筑摩書房(81)の新訳版。光文社古典新訳文庫では『猫とともに去りぬ』に続く2冊目のロダーリです。
◎稲垣足穂・文/楠千恵子・画『一千一秒物語 タルホと遊ぶ』朝日クリエ(11)
 ショートショートとは別の世界の産物とは思うのですが、やはり好きなんですよね。この本は、すべての作品に楠千恵子のイラストが添えられています。この絵が素晴らしくて、見た瞬間に手元に置いておきたくなったのです。
 イラストに惹かれて……といえば、たむらしげる・絵の『一千一秒物語』も同じ理由で買ったのでした。

 書店では、今月29日に行なわれるイベント「ふるさと怪談トークライブ in 名古屋」のチラシをもらいました。行こうかな。どうしようかな。

チラシを見る。


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『小さな物語のつくり方』

小さな物語のつくり方.jpg 江坂遊さんから新刊『小さな物語のつくり方 ショートショート創作技術塾・星派道場』樹立社(11)を送っていただきました。タイトルのまんま、江坂遊のショートショート創作講座です。
 実は私、何ヶ月か前に草稿を読ませていただいています。以来、刊行を心待ちにしていたのでした。
 江坂遊、渾身の一冊です。――拙ブログの読者の方々には、これ以上の説明は不要でしょう。
 どうぞ、お買い求めいただきますよう。>皆さま
 あ、そうそう。樹立社ショートショートコンテスト(審査員・江坂遊)の要綱も掲載されていますよ。

 余談ながら――
 先月15日の記事で、
> ちょっと出かけて帰宅したら、宅配便の不在票がありました。
> 送り主は「樹立社」です。
> ん? 樹立社? てことは、「あれ」かな?
 と書きましたが、「あれ」とは「これ」のことなのでした。
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「やつは重いのよ。呆れ返るほど重いのよ」

 というわけで、TVドラマ『ウルトラマン』を観ています。むか~しの再放送を録画したビデオがあることに気がついて、観てみようかな、と。録画が残っているのは8話分だけですが、そのなかには初回(ベムラー)と最終回(ゼットン)もあり、とりあえずは満足です。
 記事タイトルは、第34話「空の贈り物」に登場するスカイドンに対して、フジ・アキコ隊員(桜井浩子)が発したセリフです。このセリフ、ミョーに記憶に残っているんですねえ(笑)。
 調べてみると、『ウルトラマン』の放送は1966年。――45年も前ですか。もはやタイムスリップしたみたいな感覚です。

 タイムスリップといえば……。
 先日、モノクロ版アニメ『鉄腕アトム』を観ました。こちらは1963年に放送開始。
 かの「史上最大のロボット」をはじめとして、「青騎士」「ロボイド」「ロボットランド」「透明巨人」などなど、強く印象に残っているエピソードは、いま観ても傑作ですね。
『ウルトラマン』と併せ、古き良き時代を満喫しまくっております。
鉄腕アトム.jpg アトム誕生ほか.jpg 史上最大のロボット.jpg
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『お姉チャンバラ紅』

お姉チャンバラ紅.JPG 昨日、近所のブックオフで、原作:TAMSOFT/D3 PUBLISHER/構成・絵コンテ:山本賢治/漫画:服部三枝『お姉チャンバラ紅』秋田書店・チャンピオンREDコミックス(09)というマンガを見かけ、手に取りました。
『お姉チャンバラ』という映画を観たことがあるんですよね。よく覚えていないのですが、ゾンビ映画だったような記憶が……。
 マンガと映画、何か関係があるのかな?
 ぱらぱらと眺めましたところ、こんな絵が目に飛びこんできました。
 うはははは。
45ページ.JPG 何が「うはははは」なのか、おわかりになる方はたぶん10人もいないのではないかと思いますが、何はともあれ、「これは買わなければ」であります。
 帰宅して調べてみましたら、ああ、なるほど、『お姉チャンバラ』というゲームがあって、そのマンガ化や映画化なんですね。
 つい先ほど、マンガを読了。映画のストーリーをほとんど覚えていないので、確かなことは言えませんけれど、マンガと映画は全く違うような気がします。世界設定とキャラクターだけを使った、オリジナル・ストーリーなのかな。
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映画『マチェーテ』

プラネット・テラー.jpg 映画『プラネット・テラー』――
ストーリー.JPG
 抜群に面白かったですが、今回はこの映画の話ではなくて……。
『プラネット・テラー』のオープニングで、『マチェーテ』という映画の予告編が流されます。
マチェーテ.jpg 実在しない映画の――すなわちフェイク予告編だったはずなのですが、つい先日、この『マチェーテ』が実際に作られちゃってると知りました。こういう遊び心はいいですねえ。大好きです。
 というわけで、さっそく鑑賞しました。
 げげげげげっ! す、すっげー! すごすぎます。もろに私好み(嬉)。
 陶酔しちゃいました。

  以下はフェイクではなく、本物の予告編です。


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5分間シリーズ

 1960年代後半(昭和40年代前半)に発行された新書版アンソロジーの調査&入手には苦労させられています。
 サンデー新書(秋田書店)の福島正実編アンソロジー(この記事参照)は比較的容易に入手できますが、5分間新書(新風出版社)のアンソロジー(この記事参照)は入手どころか、全貌を掴むことすら苦労しました。いや、いまでも全貌が掴めているか、定かではありません。入手の困難度はサンデー新書の比ではなく、現在なお探求中です。
 そして、今回採り上げる5分間シリーズ(日本文芸社)です。たった4冊(と思います)なんですが、入手が極めて難しい上に、新装版が出ていたりして、ややこしい!

◎藤原宰著『5分間ミステリー』日本文芸社・5分間シリーズ(昭和40年3月20日発行)/日本文芸社・5分間文庫(昭和42年7月20日発行)/日本文芸社・3時間文庫(初版発行日不明、藤原宰太郎名義、再編集版)
 アンソロジーではなく、推理クイズ集。この世界の第一人者・藤原宰太郎の処女出版です。最初は「藤原宰」名義で出版され、3時間文庫版で「藤原宰太郎」名義に変更されました。3時間文庫版の初版発行日は不明。私は2冊所有しているのですが、奥付表示はそれぞれ「昭和49年6月20日発行」「昭和49年12月20日発行」となっています。
5分間ミステリー.jpg 5分間ミステリー(5分間文庫).jpg 5分間ミステリー(3時間文庫).jpg
◎福島正実編著『5分間サスペンス』日本文芸社・5分間シリーズ(昭和40年7月10日発行)/日本文芸社・5分間文庫(昭和42年8月25日発行)
 初刊本の書影(左側)はコピーです。
◎常盤新平編『五分間ハード・ボイルド』日本文芸社・5分間シリーズ(昭和40年8月15日発行)
 この本のタイトルは漢数字の「五分間」。新装版が出ているか不明です。
◎福島正実編著『五分間スリラー』日本文芸社・5分間シリーズ(昭和40年9月15日発行)
 この本も漢数字の「五分間」。新装版が出ているか不明です。
5分間サスペンス.jpg 5分間サスペンス(5分間文庫).jpg 五分間ハード・ボイルド.jpg 五分間スリラー.jpg
 以上、発行日は私の所有している本の奥付情報です。もしかすると初版発行日ではないかも。
 発行日や新装版・異装版など、情報をお寄せいただければ幸いです。

【追記】10月14日
五分間スリラー(5分間文庫).JPG お馴染みの北原尚彦さんが、「こんなのがあるよん」と書影を送ってくれました。
『五分間スリラー』の五分間文庫版(5分間文庫に非ず)です。奥付は「昭和42年8月5日 再版発行」となっているとのこと。
 おお! こんな本がありましたか。まーったく知りませんでした。
『5分間ミステリー』や『5分間サスペンス』の5分間文庫版は初刊本のデザインをほぼ流用していましたが、『五分間スリラー』はまるっきり違っているのですね。この点も興味深いです。
 ありがとうございました。

 残るは『五分間ハード・ボイルド』です。果たして5分間文庫(あるいは、五分間文庫)版は出ているのでしょうか?
 引き続き情報を求めます。
 よろしくお願いいたします。>皆さま
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『「美妙な死体」の物語』

「美妙な死体」の物語.jpg 今年7月5日の記事『恐怖の館』で、以下のように書きました。
> ほかに『「美妙な死体」の物語』妖精文庫(81)という作品集も
>出ているようで、機会があれば読んでみたいと思います。
 12編収録の作品集という情報は得ていました。この数なら短編集(すなわち、ショートショート集ではない)だろうと思い、そんなに真剣に探求する気持ちはなかったのですが、ふと足を踏み入れた古書店で発見。手に取って目次を眺めてみますと――
 うひゃっ。
 思わず心のなかで声を漏らしてしまいましたね。
 確かに、収録作品は全部で12編でした。しかし、そのうちの1編「石の扉」は160ページ超の中編小説。残りの11編は計80ページあまりなんですよ。
 先入観や思い込みは危険ですね。現物チェックの重要性を再認識したのでありました。
◎レオノーラ・カリントン『「美妙な死体」の物語』月刊ペン社・妖精文庫(81)
 ショートショート集リストに追加しました。
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映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン3』

フロム・ダスク・ティル・ドーン3.jpg 映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン3』を観ました。『フロム・ダスク・ティル・ドーン』3部作の最終編です。第1作についてはこの記事でも触れました。まさに怪作(笑)。第2作もまあまあ面白かったのですが、ありきたりのヴァンパイア映画で、怪作とは言えないのが残念。
 ということで、第3作です。第1作の踏襲というか二番煎じというか……。悪くはないですけれど、新鮮味はゼロです。いやまあしかし、この映画に関しては内容は二の次なんですよね。
 映画は以下のようなナレーションでスタートします。

 南北戦争の英雄であり、「アウル・クリーク橋の一事件」や『悪魔の辞典』の作家アンブローズ・ビアスは晩年、パンチョ・ビラ率いる革命軍に参加するためメキシコへ向かったまま消息を絶った。

 あのビアスなのでありますよ。それだけでも嬉しくなってしまいません?
 ビアスは主人公ではないのですが、その活躍ぶりは主人公と見紛うばかりです。オープニングで登場するのはビアスで、エンドロールのあとにも出てくるのです。
 はて? と首を傾げたシーンもあります。“修道士と処刑人の娘”なんてタイトルの付いた紙束(手書きの生原稿?)がズームアップされるんですよね。これはビアスの作品――邦訳は『修道士と絞刑人の娘』創土社(80)と思います(書影はこの記事に)。この作品が出版されたのは1892年なんですが、映画の時代背景は20世紀初頭のメキシコなんですよ。なぜこんなものがこんなところに? 映画には「絞刑人の娘」も登場し、非常に重要な役を担っているのですけれど、それにしても……。
 謎ではありますが、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のシリーズに整合性を求めても無駄なのかも(笑)。
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映画『ストーミー・ナイト』

ストーミー・ナイト.jpg 映画『ストーミー・ナイト』を観ました。1999年のインド映画です。
 まるっきり期待していなかったのですが、これが意外な掘り出し物でした。
 とある屋敷のなかだけで物語は進行します。登場人物はたったの3人ですが、揃いも揃って嘘つきなんですよね。はっきり言って、頭おかしいんじゃないかと(笑)。
 その3人によって繰り広げられる物語は、虚々実々というか疑心暗鬼というか……。いつの間にやら私もその世界に引き込まれていました。
 こんなの、大好きですね。ものすご~く面白かったです。
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『にぎやかな未来』特装版

 昨日ご紹介したブログ「最終回文庫」に、角川文庫『きまぐれロボット』の特装版のことも書かれています(→この記事)。
>文庫本サイズで、総皮装です。
>角川文庫作品で、ある部数が売れると、それを記念して作ってもらえる……
>100万部を超えたらというのだったと思います。
 この本は持っていませんけれど、同じく角川文庫の記念本で、筒井康隆さんのショートショート集『にぎやかな未来』は所有しています。(昭和61年1月30日発行の48版を使用)
 こういう本は、よほどの僥倖とタイミングに恵まれないと、入手するのは難しいのではないでしょうか。滅多に目にする機会はないと思いますので、写真をアップすることにしました。
 私の宝物と言ってもいい1冊です。
にぎやかな未来.JPG サイン.JPG
 ちょっと珍しいでしょ?
図書館用にぎやかな未来.jpg      ↑
「最終回文庫」管理人さんに倣って(笑)。

【追記】10月24日
 毎度お馴染み、北原尚彦さんが図書館用『にぎやかな未来』の写真を送ってくれました(本記事のコメント欄参照)。
 さすが、文庫コレクターですね。感服しちゃいます。
 ありがとうございました。
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ブログ「最終回文庫」

 星新一ファンの先輩からブログ開設のお知らせをいただきました。

 最終回文庫

 星新一さんの珍しい本がたくさん、写真付きで紹介されています。私も持っていない本ばかりで、ヨダレたらたら。存在すら知らなかった本もあります。
 いやあ、眼福でありますね。
 お知らせいただき、ありがとうございました。
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映画『デッドリー・フレンド』

 ちょっぴり残念だった映画『エルム街の悪夢』リメイク版。評判はどうなんだろうとネット検索していたら、あらら、なんと!
デッドリー・フレンド.jpg>『エルム街の悪夢』続編3Dで製作決定
>『デッドリー・フレンド』も3Dリメイク
 うわあ、『デッドリー・フレンド』ですか。懐かしいなあ。
『エルム街の悪夢』と同じくウェス・クレイヴン監督の作品。
 この映画、大好きだったんですよね。とにかく『エルム街の悪夢』は文句なしにすごいと思いますが、単純に好みだけで言えば、『デッドリー・フレンド』のほうが上かもしれません。
 う~~~~ん。この映画を3Dでリメイクですか。3Dにする意味があるのかなあ。

 などと思いつつ、超久しぶりに観ることにしました。
 面白い! やはり傑作と思います。
 リメイクされたら、観てしまうんでしょうね、きっと。そしてたぶん、『エルム街の悪夢』リメイク版を観たときと同じような感想を……(苦笑)。


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映画『女性鬼』

 映画『女性鬼』を観ました。性器に歯が生えている女性の苦悩と殺戮の物語です。
 となると、スラプスティックな展開のシモネタ・ホラーを想像&期待してしまいます。たとえば、この写真のような映画ですね(笑)。
キラーコンドーム.jpg キラーバージン.jpg バッド・バイオロジー.jpg
 しかし、違いました。けっこう真面目に作られているんですよね。もちろん好みの問題で、評価は分かれるでしょうが、こういう物語をシリアスに描かれてしまうと、私みたいな嗜好の人間にはつらいものがあります。
 つまらないことはないけれど……なのでありました。

 いや、それにしても――
 痛そうだったなあ。>食いちぎられるシーン
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テレビ『平成教育委員会』

 昨夜放送のテレビ番組『平成教育委員会2011秋 ニッポンを学ぼうスペシャル』の1時間目「国語」では、「日本語の正しい意味」がテーマでした。
外国人の大疑問.jpg 最初に例題として――

◎憮然とした表情
失望してぼんやりするさま(正)
ムッとした表情(誤)
◎雨模様
小雨が降ったりやんだりしている様子(誤)
雨が降りそうな様子(正)
◎姑息
ひきょう(誤)
一時しのぎ(正)

 このあたり、拙ブログでも採り上げたことがありますね。誤用の定番と言ってもいいかもしれません(笑)。
 その後、以下のような出題がありました。

日本人の知らない日本語.jpg◎やおら
ゆっくりと(正)
素早く(誤)
◎そぞろ歩き
あてもなく歩きまわること(正)
静かにゆっくりと歩くこと(誤)
◎たおやかな
ふくよかで落ち着きのある(誤)
ほっそりとしてしなやかな品のある(正)
◎亜麻色
黄色みを帯びた、すごく薄い茶色(正)

◎さらにすぐれたもの
日本人の知らない日本語2.jpg上には上がいる(誤)
上には上がある(正)
◎戦いや競争を開始すること
戦いの火ぶたを切る(正)
戦いの火ぶたを切って落とす(誤)
◎わずかな時間も無駄にしない
寸暇を惜しまず(誤)
寸暇を惜しんで(正)
◎陣頭に立って指図をする
采配を振るう(誤)
采配を振る(正)

 こういう番組をきっかけに、自分の日本語を見つめ直す人が増えてくれると嬉しいです。
 もうちょっと大切にしましょうよ。>私たちの言葉

【追記】
 空きスペースが大きすぎて、なんだか落ち着きませんので、記事内容と直接の関係はないのですが、書影をアップすることにしました。
◎高橋陽子『日本人でも知らない!? 外国人の大疑問』アルク(10)
◎蛇蔵&海野凪子『日本人の知らない日本語』メディアファクトリー(09)
◎蛇蔵&海野凪子『日本人の知らない日本語2』メディアファクトリー(10)
 いずれもコミック・エッセイです。こういった本に登場する外国人たちの日本や日本語に対する姿勢には好感が持てます。「なるほど~」と思わず頷いてしまう指摘も多く、日本語の新たな魅力が発見できたり……。
 ほんと、楽しませてもらいました。
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映画『エルム街の悪夢』リメイク版

 この記事で、以下のように書きました。
> その昔、ホラー映画ファンの人気を二分したシリーズがありました。『13日の金曜日』
>シリーズと『エルム街の悪夢』シリーズです。
> 私は圧倒的に『エルム街の悪夢』シリーズ――フレディ派でした。
 ほんと、『エルム街の悪夢』シリーズは好きでしたねえ。特に第1作! 初めて観たときの衝撃は忘れられません。その少し前に観た『死霊のはらわた』とともに、ホラー映画の革命ではないかと思ったほどです。
 その第1作がリメイクされたと知って、迷いました。――観たいなあ。でも、観ないほうがいいかなあ。
 そのまんま放っておいたのですが、やはり気になって、レンタルしちゃいました。さっそく観まして――
 ええ、面白かったですよ。しかし、オリジナルを観たときの衝撃とは程遠く……。あの時代に作られたからこそ意義のある映画だったんでしょうね、きっと。
 う~~~~ん。オリジナル版を観たくなってきましたぞ(笑)。
エルム街の悪夢.jpg エルム街の悪夢2.jpg エルム街の悪夢3.jpg エルム街の悪夢4.jpg
エルム街の悪夢5.jpg エルム街の悪夢ザ・ファイナルナイトメア.jpg エルム街の悪夢ザ・リアルナイトメア.jpg フレディVSジェイソン.jpg
 そういえば、『死霊のはらわた』もリメイクされるとか。うむむむむ……。(下の写真は『死霊のはらわた』のバッヂです。全く覚えていませんが、販促グッズと思います)
バッヂ.JPG
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『草子ブックガイド 1』

 玉川重機『草子ブックガイド 1』講談社・モーニングKC(11)を読みました。
草子ブックガイド1.jpg この本のことを教えてくれたのは星マリナさんです。
・古本屋の話で、面白いよ~。
・『ボッコちゃん』の書影もあるよ~。
 おお、それは読まねば! となった次第。
 ざっくりと言ってしまうと、古本屋「青永遠屋(おとわや)」を中心に広げられる書痴マンガ(笑)です。私も書痴のひとりとして、「わかるなあ」と頷いてしまうシーンが多数あり、読んでいる間じゅう、心地よい気持ちに浸ることができました。本が好きな人すべてにお勧めしたいマンガですね。

 星新一『ボッコちゃん』に言及されているのは85~86ページです。また119ページでは、最相葉月『星新一 一〇〇一話をつくった人』にも触れられています。で、裏表紙(主人公・内海草子の書棚?)には、この2冊も収納。
 楽しい本を教えていただき、ありがとうございました。>マリナさん
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映画『ニューヨーク1997』

 以前にも書きました(こことかここ)が、映画『ニューヨーク1997』が大好きです。こういう大好きな映画は、突発的に無性に観たくなります。久びさに、その発作が起こりまして……。
 やっぱり面白いなあ。
 引き続いて、続編『エスケープ フロム L.A.』も鑑賞。
 残っている印象では、『ニューヨーク1997』が圧倒的に上だったんですが、こうして続けて観ますと、どちらも甲乙つけがたい面白さでした。
 映画でも小説でもそうですが、観たり読んだりした時期、そのときの年齢、それまでの体験が大きく印象を左右しますね。それを再認識しました。
ニューヨーク1997.jpg エスケープ フロム L.A..jpg
 いずれも近未来を舞台にした映画です。
『ニューヨーク1997』(舞台は1997年)はすでに過去の映画になっていますが、『エスケープ フロム L.A.』(舞台は2013年)はかろうじて近未来という設定を保っています。もっとも、こんなのは些細なことでして、近未来だろうと過去だろうと、映画の面白さが減じられるものではないと思います。
 面白かった~。
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実業之日本社のジョーク集

 ショートショートとジョークの境界線は曖昧です。当然のことながらジョーク集も、ゆる~い感じではありますが、私の収集対象です。
 ジョーク集は数多く出ていますが、なかでも圧倒的な存在感があるのは、かつて実業之日本社から発行されていた各国ジョーク集です。まさに「世界のジョーク集大成」と言えるのではないでしょうか。
 もちろんショートショート集ではありませんから、何がなんでも全冊を揃えようとは思っていませんけれど、適当に(要するに、手ごろな値段で売っているのを見かけるたびに)買っているうちに、けっこうな冊数になりました。――数えてみると、13冊です。
 全部で何冊出ているんだろ?
 調べてみたところ、どうやら全17冊のようです(1973年~1981年刊)。
 リストを作りましたので、ここにアップします。書影のない本は未所有です。
          *               *               *

リストを見る。


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映画『ザ・シング』

 映画『ザ・シング』を観ました。ずいぶん前から気になっていながら、なかなか観る機会のなかった映画です。
 何が気になっていたかというと、そのタイトルです。超大好きな映画『遊星からの物体X』の原題(THE THING)と同じなんですよね。まるっきり関係ないとわかっていても、観ておかなければ、という気持ちになります。
 意外――と言っては失礼でしょうか。序盤は退屈ですが、中盤から面白くなり、終盤のスピード感は悪くないです。ラストはやや呆気なかったものの、全体としては楽しく観ることができました。
ザ・シング.jpg 遊星からの物体X.jpg
「脚本:リチャード・マシスン」とあって、おっと思いましたが、調べてみたら息子なのでした。紛らわしいのであります。
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