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記事の閲覧数

 ブログ開設から2年経った機会に、これまでにアップした記事493件の閲覧数をチェックしてみました。
 拙ブログへの来訪者の90パーセントはブックマーク(お気に入り登録)からです。トップページで読まれた分はカウントされませんから、ほとんどは「ネット検索、あるいは他サイトからのリンクによってアクセスされた閲覧数」ということになるかもしれませんね。あと、コメントの有無による影響も少なからずあると思います。
 以下、500回以上閲覧された記事を並べてみます。当然のことながら古い記事が上位を占めましたが……。

第1位 1150回 田中圭一・著作リスト(2010年1月21日)
第2位 942回 光瀬龍のショートショート集(2009年5月30日)
第3位 915回 チャレンジコンテスト(2009年7月30日)
第4位 828回 最も短いホラー(2009年8月26日)
第5位 743回 映画『フリージャック』(2010年4月17日)
第6位 612回 ご挨拶(2009年2月27日)
第7位 579回 〈星新一ショートショート・コンテスト〉入選者のショートショート集(2009年4月1日)
第8位 545回 SFファンダム発のショートショート集(2009年3月18日)

 意外な結果が出ました。ブログタイトルを「田中圭一の…」に変更しちゃおうかしらん(笑)。

【追記】3月2日
 コメント欄に書きましたように、第1位の「田中圭一・著作リスト」の閲覧数が多いのは特殊事情によるものです。また、第3位「チャレンジコンテスト」と第5位「映画『フリージャック』」は、たまたま検索語が一致したために閲覧数が多くなっただけで、記事内容とは関係のないアクセスが多いと思われます。
 ということで、実質的には――

第1位 942回 光瀬龍のショートショート集(2009年5月30日)
第2位 828回 最も短いホラー(2009年8月26日)
第3位 612回 ご挨拶(2009年2月27日)
第4位 579回 〈星新一ショートショート・コンテスト〉入選者のショートショート集(2009年4月1日)
第5位 545回 SFファンダム発のショートショート集(2009年3月18日)
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『真田幸村 ―真田戦記―』

 ごちゃごちゃと気忙しく、ブログに気を回している余裕がないのですが、はたと気づけば今日はブログ開設2周年です。
 なんか書かなきゃ……。
 と考えて――
 数日前、原作=宮崎惇、作画=横山まさみち『真田幸村 ―真田戦記―』講談社漫画文庫(98)を読みました。私は宮崎惇の大ファンですが、原作のマンガは『豹マン』と『聖マッスル』しか読んだことがありませんでした(2009年7月20日の記事「宮崎惇・著作リスト」参照)。
 武将ものも面白いですね。楽しく読み終え、次は横山まさみち『風林火山・武田信玄』講談社漫画文庫(06)を読もうと思っています。「風林火山」は井上靖原作、小堺昭三脚色、「武田信玄」は宮崎惇原作です。
真田幸村.jpg 風林火山・武田信玄.jpg

 何となくスタートした「ショートショートの…」ですが、まあまあ順調に記事を更新することができ、3年目に突入しました。今回が493件目の記事。――もうすぐ500件です。
 連日、多くの方々に足をお運びいただき、感謝感謝。今この瞬間も、何人かの方がアクセスされていると思います。
 今後ともよろしくお願いいたします。>皆様

【追記】
 石原藤夫さんの「オロモルフのホームページ」を読みに行きましたら、今日のコメントに――

 最近ちょっとした用事があって、昔のSF同人誌とか昔のSFファンからの提供資料とかを見直しているのですが、それで感じるのはSFファンの飽きっぽさです。
 ずっと同人誌を続けている人ってとても少ないです。
 というよりも、日本人全体が飽きっぽくて、忘れっぽいのですね。
 日本人の短所をあげつらうのは嫌いですが、たしかにそのようだと思います。
 レベルの高いインターネットのサイトなども数年で休業になる事が多いです。

 うへえ。
 SFファンが飽きっぽいというより、石原さんがすごすぎるのですよ。
 拙ブログにしても、いつまで続くことやら。今のところは飽きていませんが……。 
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中原昌也のショートショート集

 ちょっと前から、中原昌也の小説を読んでいます。どの本ということはなくて、以下の4冊から適当につまみ読み。

『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』河出書房新社(98)/河出文庫(00)
『子猫が読む乱暴者日記』河出書房新社(00)/河出文庫(06)
『待望の短篇集は忘却の彼方に』河出書房新社(04)/『待望の短篇は忘却の彼方に』河出文庫(11)
『名もなき孤児たちの墓』新潮社(06)/文春文庫(10)
マリ&フィフィの虐殺ソングブック.jpg 子猫が読む乱暴者日記.jpg 待望の短篇集は忘却の彼方に.jpg 名もなき孤児たちの墓.jpg
 う~~~~ん、どう言えばいいんでしょう。収録されている短編のほとんどは短く、ショートショートと言えるんでしょうけれど、何か違うような……。
 ちゃんとした評価を下せるほど読んでいませんので、これ以上の言及は控えることにします。いずれにしても、ショートショートの見地から要チェックの作家であることは間違いありません。
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『ブラッドベリ年代記』

 河出書房新社からサム・ウェラー『ブラッドベリ年代記』が発行されるそうです(3月17日発売予定)。この記事のコメント欄で、山本孝一さんと牧眞司くんが話題にしていた本ですね。
 版元サイトによりますと――
>「宇宙時代の抒情詩人」レイ・ブラッドベリ、初の“公認”伝記がついに邦訳!
>ブラッドベリ本人や関係者への徹底的なインタビューに基づいて、誕生から
>現在にいたる足跡を丹念にたどる。
 これは楽しみです。
BRADBURY.JPG
 ふと、JERRY WEIST“BRADBURY AN ILLUSTRATED LIFE”を思い出しました。山本孝一さんにプレゼントしていただいた本です。
 書影、イラスト、映画スチール、それにブラッドベリ本人の写真も満載。眺めているだけでも楽しいです。特にヴァージル・フィンレイのイラストは最高ですね。
 若き日のブラッドベリの写真もあり――おお、ハンサム!


BRADBURY(反転).jpg【追記】2月23日
 山本さんのコメントを読んで、反転させてみました。
 反転画像、バランスが悪いですね。絵のことはよくわかりませんが、“BRADBURY AN ILLUSTRATED LIFE”がもともとの絵ではないかと思います。

【追記2】4月1日
『ブラッドベリ年代記』を買いました。書影はこちら
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「雪まつりの夜」

 必要があって、「高井信・年譜」を作りました。400字詰め原稿用紙換算、約8枚。メモに毛が生えた程度のものですが、眺めていると懐かしさを覚えます。ほんと、いろいろなことがありました。

 1979年10月下旬、私はSF専門誌「奇想天外」で作家デビューしました。雑誌に自分の小説が掲載されたことは、もちろん嬉しかったのですが、初めての原稿依頼もそれと同じくらい嬉しかったですね。
「小学四年生」1980年2月号.jpg 初めて依頼を受けて書いた小説「雪まつりの夜」は、30年以上前に書いた作品であるにもかかわらず、脳裡に深く刻み込まれています。これ、私が小学生を対象に書いた唯一のショートショートなんですよ。
 掲載されたのは小学館の学習誌「小学四年生」1980年2月号です。(このあたりの事情は2009年10月27日の記事に書いていますので、重複は避けます)
 読み直してみると、他愛のない――言い換えれば、しょーもない話なんですが、これが可愛くて可愛くて……。
 この作品は単行本に収録されておらず、今後も収録されることはないでしょう。今回、わが半生を振り返っていて、無性に陽の目を見せてやりたくなりました。
 そうだ。ここにアップしちゃおう(笑)。
 わざわざテキスト化するのも面倒なので、誌面をスキャン。絵物語に近い誌面構成になっていて、イラストもご覧に入れたいのですが、イラストレーターに許可を得ていません。考えた末、イラストは全面的にカットしました。
 微笑ましい気持ちで読んでいただければ幸いです。古い雑誌ゆえ変色しまくっていますが、ご容赦を。(画像をクリックすると拡大)


「雪まつりの夜」を読む。


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「つれづれ雑記帖」

 半村良ファンクラブ〈続 半村良のお客になる会〉の会報「赤き酒場」398号(2011年2月号)が届きました。いつもありがとうございます。>世話人さま
 この会報には、拙ブログにも何度かコメントをいただいたことのある藤浦正暢さんが「つれづれ雑記帖」という連載をされています。時事エッセイであったり回顧録であったり……。毎回、楽しく拝読させていただいています。
赤き酒場398号.jpg 今月号掲載の第13回で採り上げておられるのは、毎日放送のラジオ番組「チャチャ・ヤング」。――そう、眉村卓もDJ陣に名を連ねていた、あの「チャチャ・ヤング」です。
 2009年4月3日の記事にも書きましたように、私はこの番組を聴いていません。年齢的にも居住地的にも、いささか無理だったかなと思います。そんな人間にとって、実際に番組を聴かれていた方の証言というのは、実に興味深いです。
 読んでいて、思わず「おっ」と声を発してしまったのは、以下の一節です。

 そして眉村卓です。DJにSF作家で、特徴のある朴訥な声で語りかけてくる。そして、番組中にショートショートのコーナーがある。というSF好きにはたまらない内容でした。たしか星新一の「ボッコちゃん」を知ったのもこの番組での朗読からです。

 え? つまり、眉村さんが「ボッコちゃん」を朗読されたということ? だとしたら……。
 うわあ。とんでもなく貴重な放送ですね。可能であるならば、ぜひ聴いてみたいものですが、録音されている方、いないでしょうね。
 ともあれ――
 藤浦さん、ありがとうございました。
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創元推理文庫のチラシ

 事情があって、古~い創元推理文庫のチェックをしています。
 いま、E・R・バローズ〈火星シリーズ〉のチェックをしているのですが、挟み込みのチラシが楽しくて、つい読み耽ってしまったりして……(笑)。

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『大阪の街角』の朗読

 毎度、大熊宏俊さんのところからの情報です(→ここ)。
 本日(18日)深夜、NHKラジオ第1放送「関西発ラジオ深夜便」にて、眉村卓のエッセイが朗読されるとのこと。この番組は午後11時20分から翌朝5時までの長丁場ですが、エッセイ朗読は午前2時~3時の時間帯です。
大阪の街角.jpg 朗読されるのは、『眉村卓SEMBAエッセイ 大阪の街角』三一書房(95)より、「囲いの中で」「時計のこと」「アイデアの成立」「本が届いて…」の4本。(塚本貴之アナウンサーによる朗読)
 おお、「アイデアの成立」も朗読されますか。私はこのエッセイが大好きでして、拙著『ショートショートの世界』でも抜粋・紹介させていただきました(142~143ページ)。アイデアについての名エッセイと思います。(ついでに書いておくと、同書収録の「おなじみの景色」も興味深いです)
 などと本を眺めていましたら――
 あ、短編「中之島の女」の裏話があるではないですか(同書14~15ページ:「中之島の女」について)。こういうのって、何だか得したような気分になりますね(嬉)。(昨年7月13日の記事「TVドラマ『赤いハイヒール』など」を参照)

 え~、私はそんな時刻まで起きていられないので、タイマー予約しました。
 大熊さん、ありがとうございます。

【追記】2月19日
 起床して、番組を聴きました。朗読コーナーは2時8分くらいにスタートし、20分弱。楽しませていただきました。

【追記2】
『大阪の街角』三一書房(95)はハードカバーで発行されただけで、文庫化されていません。楽しいエッセイ集なのに、実に残念。――なんて思っていたのですが、先ほど、三一書房から出た眉村卓の著作(『大阪の街角』も含めて4冊)はいずれも文庫化されていないことに気がつきました。
『ながいながい午睡』1969年刊
『テキュニット』1969年刊
『発想力獲得食』1995年刊
 もちろん偶然なのでしょうが、不思議な気がします。
ながいながい午睡.jpg テキュニット.jpg 発想力獲得食.jpg
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泡坂妻夫のショートショート集

 よしだまさし『途中下車の古本屋』私家版(09)を読みました。
途中下車の古本屋.jpg 古本者の世界では有名な著者(といっても、私はよく知りませんが)が、古本収集における悲喜こもごもをウンチクとともに語った本です。
 私の古本屋歴は、10代半ばから20代半ばにかけての10年、15年ほどのブランクを経て、40代になってからの10年――計20年です。若いころの10年の収集対象は主としてSF、最近10年はショートショート。SFを集めていたころはコレクションという意識が強かったですね。レアな本だから欲しい、あるいは、コンプリートしたい(笑)。
 現在はそういう意識は薄くなり、ショートショートの研究(歴史や書誌)に必要だから――つまり資料として欲しい、に変わっています。
 とはいえ、古本者であることには違いはなく、稀覯本を入手すると嬉しいですし、珍しい本が格安で売っていると、ショートショートと関係なくても買ってしまいますし……(苦笑)。こういう本はツボを直撃しますねえ。声こそ出さないものの、(心のなかで)げらげら笑いながら読みました。

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「探偵実話 特別増刊」

 1週間ほど前から、「探偵実話 特別増刊」世界社(1952年9月30日発行)を眺めて楽しんでいます。「探偵怪奇恐怖小説名作二十五人集」と銘打たれた全面特集の1冊です。
 巻頭には江戸川乱歩が「『探偵怪奇恐怖小説名作集』について」と題して、以下のように書いています。

 日本の探偵小説の半分は、怪奇恐怖小説の部類に属している。探偵小説が今日の隆盛を見るに至つた一つの理由は、本格探偵小説以外に、この怪奇恐怖小説が多くの讀者に歡迎されたからである。
 本誌がこの度、(中略)二十五篇の名作異色作を集めて、『探偵怪奇恐怖小説名作集』を發行したことは、日本では始めての企てで、少くとも日本探偵小説の半分の歴史が、こゝに集約されているといつても過言ではあるまい。

 このような試みが日本初なのかどうか、私は知りませんが、掲載されている作品はまさに圧巻。

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映画『プレデターズ』

 レンタルビデオショップで旧作コーナーを眺めていたところ、『プレデターズ』というタイトルが目に飛び込んできました。
 あら。もう旧作? でも、1枚しかないのは妙だなあ。
 ジャケットの説明を読むと、私の知っている『プレデターズ』――あの『プレデター』シリーズの最新作とは関係ないようです。
 正規の(?)『プレデターズ』を探すと、準新作のコーナーに大量に並んでいました。『プレデター』シリーズは好きですけれど、まだ『プレデターズ』は観ていません。
 レンタルすることにし、ついでに、よくわからない『プレデターズ』も借りてしまいました。

 まずは『プレデター』シリーズ最新作の『プレデターズ』を観ました。
 ジャングルを舞台にしたサバイバル・アクション映画。これまでのシリーズとはいささか趣きを異にしていますが、これはこれで面白かったです。『プレデターズ』なんてタイトルだから、わらわらとプレデターが出てくるのかと思っていましたが、そうでもなく、その点は期待外れだったかな。
 続いて、よくわからない『プレデターズ』。
 ジャングルを舞台にしたヴァンパイア映画でした。もちろん、あのプレデターは出てきません。ヴァンパイアがわらわら(笑)。まるっきり期待していなかったのですが、意外に面白くて、楽しく鑑賞することができました。唖然呆然だった『プレデターX』とは比較になりません。
 それにしても、どうして『プレデターズ』なんてタイトルをつけたのかなあ?(笑)
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『青春の氷河』と『ザイルの三人』

 昨日の記事の続き――「現物チェックの重要性」について、です。
 その前の記事にも書きましたように、何か調べたいことがあるとき、まずはネットで調査してみます。ネットでの調査は手軽に厖大な情報を得られますが、鵜呑みにするのは危険ですし、もちろん限界もあります。
 たとえば――
 ちょっと前、妹尾韶夫譯『青春の氷河』朋文堂(42)、妹尾韶夫訳編『ザイルの三人 海外山岳小説短篇集』朋文堂(59)というアンソロジーがあると知りました。前者の改題再編集版が後者のようです。
 気になり、どんな作品が収録されているのか、ネットで調べてみました。

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『太陽風交点』

太陽風交点(徳間文庫).jpg 前の記事の続きです。
 データを転記する際の入力ミスは、人間の行なうことである限り避けられません。これまでにも多くの経験をしてきて、現物チェックの重要性を強く感じています。
 昨日、出先で堀晃『太陽風交点』徳間文庫(81)を手に取ったのですね。何気なく初刊本データを見たら、「この作品は1977年10月早川書房より刊行されました」と書かれています。
 え? 1977年?
 この記事のコメント欄に――

太陽風交点(早川書房).jpg 記事にも書きましたように、トークショーのあと、梅田で堀晃さんたちと飲みました。で、今ごろ思い出したんですが……。
 ちょうど堀さんの『太陽風交点』が発売されたばかりのとき、星さんのお宅に伺う機会があったんですね。星さん、『太陽風交点』を読まれた直後でして、「これはすごいぞ」と少々興奮気味でした。いくつかの作品を例に挙げて、いろいろと話してくださったのですが、そのとき私、まだ『太陽風交点』を読んでいなくて……。
 今さらながらに、もったいないことをしたと思います。

 と書きました。
 私が星新一さんと初めて会ったのは1978年7月ですから、もし『太陽風交点』が1977年に発行されていたとしたら、「発売されたばかりのとき、星さんのお宅に伺う機会があった」なんてことは有り得ません。
 うっそー!? 焦りましたが、出先のことゆえ『太陽風交点』初刊本(早川書房刊のハードカバー)を確認することはできません。
 帰宅して、さっそく確認しました。すると、「昭和五十四年十月十五日発行」。――昭和54年=1979年です。文庫本の記載データが間違っていたのですね。
 安堵しました。と同時に、現物チェックの重要性を改めて痛感した次第です。
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雑誌のインデックス

 ショートショートの研究をしていると、たまに初出情報が必要になることがあります。ショートショートの掲載されている雑誌を収集しておけば、そういうときに役立つのですが、さすがにそこまで手を広げることはできません。たとえば星新一のショートショートが掲載されている雑誌だけでも、1000冊以上あるんですから(苦笑)。大きなショートショート特集が組まれている雑誌は目につけば買うようにしていますが、それが精一杯です。
 初出情報を調べるには、まずネット調査します。ネットでの情報収集は手軽なのですけれど、どこまで調査されたデータなのか不明である場合が多く、信頼性が今ひとつ。孫引きかもしれないし、入力ミスがあるかもしれません。実際、すぐにわかるような間違いも散見します。
 ネット情報はあくまでも参考ですね。得られた情報が正しいのか、確認する作業は不可欠です。現物がチェックできるものはチェックしますが、冒頭にも書きましたように、雑誌はあまり所有していないので、それは極めて難しいです。次善の策として、複数のデータを突き合わせます。
 そういうときにリファレンスするのは、雑誌のインデックス(索引)などの資料です。
 とある事情で、初出情報を大量にチェックする必要が生じまして……。
 まだ少し先の話なのですが、とりあえず準備として、うちにある雑誌インデックス類を整理しておくことにしました。ほとんどは非商業出版物で、あまり目にする機会はないと思います。おもなところを紹介しておきましょう。

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「力二鍋」

 久しぶりに新作ショートショートをご覧に入れます。

【註】2014年12月4日
 以下にショートショート「力二鍋」をアップしてあったのですが、豆本『力二鍋』(→これ)を作りましたので、ブログのテキストを削除しました。
 記事自体を削除しないのは、皆さんにいただいたコメントを残すためです。ご了解いただきますよう。
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『共同墓地―ふらんす怪談―』

 今年の古本ライフはなかなか好調でして、嬉しい本を何冊も入手しています。
 つい最近では、アンリ・トロワイヤ『共同墓地―ふらんす怪談―』村山書店(57)――フランスの幻想コント集を入手しました。この本は『ふらんす怪談』と改題され、青銅社(82)、河出文庫(87)で再刊されています。再刊の2冊は所有しているのですが、やはりこういう本は元版が嬉しいですね。
 探し始めて、何年経ったんでしょう。古本屋で見なかったわけではないのですが、0が1個多いのではないかと目を疑うような値段でして、とても手が出ませんでした。
 ようやく(私の考える)適正価格で入手でき……(嬉)。
共同墓地.jpg ふらんす怪談.jpg ふらんす怪談(河出文庫).jpg

【追記】
 ふと思いました。
『ふらんす怪談』を出した青銅社では、その翌年(1983年)、トリスタン・ベルナール『ふらんす笑談 恋人たちと泥棒たち』という本(ショートショート集)を出しています。この本は『恋人たちと泥棒たち トリスタン・ベルナール短篇集』出帆社(76)に収録の35編から21編をセレクトした再編集版です。
 再編集版を出すにあたって『ふらんす笑談』というタイトルにしたのは、前年に刊行された『ふらんす怪談』の影響がありそうですね。
ふらんす笑談.jpg 恋人たちと泥棒たち.jpg
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「密室」

 本ブログではお馴染みの山本孝一さんと話していまして、ひょんなことから古い探偵小説雑誌の話になりました。
密室.jpg「『密室』で1冊、探しているのがあるんですけどね。ブラッドベリの翻訳が載っているんです」と山本さん。
「へえ。そんな号があるんですか。うちに1冊だけあって、確かSF特集だったと思うけど、翻訳なんて載っていたかなあ……。あとで調べておきますね」
 おっと。私たちの間では注釈の必要もなく通じてしまう会話なんですが、「密室」なんて知らない方も多いでしょうね。〈S-Rの会〉が発行していた推理小説の同人誌です。
 で、先ほど書棚をチェック。
 うちにあるのは、「密室」30号(昭和36年10月発行)でした。私の記憶の通り、SF特集。しかし残念ながら、山本さんがお探しの号ではなく……。
 本来でしたら、こんな報告はメールで済ませてしまうのですが、目次を見て――
目次.jpg
 おお、ショートショート2編に、ショートショート・オムニバス。それに戸倉正三の短編も掲載されているではないですか。
 これはブログに書いたほうがいいかなと思いました。ちなみに、大伴秀司=大伴昌司です。なんだかすごくないですか、このメンバー。

 山本さんの何気ない言葉から、こんな資料が発掘されました。
 ありがとうございます。
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「週刊ショートショート」

 斎藤肇がとんでもないことを始めました。
 題して、「週刊ショートショート」。――月曜から金曜までの毎日、新作ショートショートを書き、ネットで公開するという試みです。
 毎週5編! いやもう、お知らせをいただいたときは、のけぞりましたねえ。
 スタートしたのは1月31日。作品の公開は1週間限定で、古いものは順番に削除されていきます。
 ちなみに、現段階では――
 1月31日(月):溶暗(これはすでに公開停止になっています)
 2月1日(火):宇宙人まつり(今日、公開停止になるはずです)
 2月2日(水):コース変更
 2月3日(木):人造王様
 2月4日(金):もつれあい
 2月7日(月):カウンターの店 

 ということで、お急ぎください。
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寄せ書き色紙

 昨日の記事の続きです。
星新一さん.jpg 手塚治虫記念館のトークショー「星チルドレンから見た星新一」では、星新一さんを中心とした新井素子さんと私の思い出を語ったのですが、関連アイテムの写真があったほうが話しやすいし、観客の方々も楽しいだろうと考え、事前に写真を50枚用意しました。
 トークショーが始まる前から、スクリーンには星新一さんの写真を投影していただきました。私たちの話を星さんにも聴いていていただきたいなあ、と思ったからです。私が最もよくお目にかかる機会があったのは、この写真のころの星さんなんですよ。はっきりしたことはわかりませんが、1001編を達成される少し前と思います。
 星さん関連イベントのサイン色紙も用意しました。来られなかった方々のために、そのうちの3枚――ゲストによる寄せ書き色紙をご覧に入れることにします。

星CONⅡ.JPG◎星CONⅡ(1979年8月4日~5日)
 星さんを囲むファンの集い、その2回目です。私は主催スタッフの1人でした。
「真ん中に何かお願いします」と星さんにお願いすると、「ホシヅルは印刷されているからなあ」と困ったような表情をされたものの、☆を描いてくれました。
 ちなみに、私が作家としてデビューするのは、この年の10月です。

ホシヅルパーティー2007.JPG◎ホシヅルパーティー2007(2007年12月1日)
 星さんの作家デビュー50年を祝い、歿後10年を偲ぶイベントです。アンケートに答えたファンのなかから抽選で、パーティーに参加した作家の寄せ書き色紙が当たりました。
 写真の色紙は私の所有ではありません。友人が当選したことを知っていたので、画像を送ってもらいました。私のサインもあるのですから当たり前ですが、皆で寄せ書き色紙を作っている現場に私もいました。自分用に1枚書いてもらえばよかったなあ。

ホシヅルパーティー in 名古屋.JPG◎ホシヅルパーティー in 名古屋(2008年2月24日)
 東京で行なわれた〈ホシヅルパーティー2007〉に参加して、「楽しかったなあ、名古屋でも同じようなことができないかなあ」。――で、やっちゃいました(笑)。
 色紙に名前はありませんが、このイベントには江坂遊さんも来てくれました。当日、かなり忙しかったみたいで、ぎりぎりになるまで来られるか不明。ですから、告知にもお名前は出しませんでした。その江坂さん、いきなり会場に現われ、30分ほどトークに参加していただいたあと、気がつくと消えていました。
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「星チルドレンから見た星新一」

 昨日、手塚治虫記念館「星新一展~2人のパイオニア~」の企画で、新井素子さんと私のトークショー「星チルドレンから見た星新一」がありました。2人で星新一さんとの想い出を語るという内容です。
 お蔭さまで、当日には予約が定員の50名に達していたそうで、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
 私が星さんと初めて会ったのは1978年7月21日、新井さんとは同年11月20日です。30年以上前なんですよね。この長い付き合いを1時間(質疑応答タイムを除くと50分)で話すのは不可能です。説明不足の点が多々あったと思います。どうぞご容赦を。
 下の写真は、左が館内に貼られていた告知ポスター、右がトークショー風景です。ピンボケで、ごめんなさい。
告知ポスター.JPG トークショー.JPG
 トークショー後のサイン会では、何人もの方々から「どうしてブログで告知しなかったんだ?」と尋ねられました。理由は2つあって――
(1)何しろ私、関西での生活が長かったので、ここでアナウンスすると、友人・知人が大挙襲来するかもしれない。定員50名。下手すると過半数を占める可能性もあり、それでは一般の方々(特に新井素子ファン)に申しわけない。
(2)客席に知った顔ばかりがずらりと並ぶと、何となく恥ずかしい。
 ということです。それでも客席には知った顔が10人以上は並んでいて……。なるべく客席のほうは見ないようにして話をしていました(苦笑)。
 トークショーとサイン会が終了した後、新井さんと展示会場を眺めていましたら、いきなり田中啓文さんと遭遇。
「あれ? トークショーにいた?」
「いや、いま来た。あ、そうか。今日がトークショーだったのか。そういうのがあるのは知ってたけど、今日とは知らなかった」
 新井さんと2人でずっこけました(笑)。彼は記念館の近くに住んでいて、散歩がてら、ときどき訪れるそうです。
 その後は打ち上げです。サイン会のあとに残っていた知人2人(両人ともショートショートの大ファンで、「小説現代」や「コバルト」のショートショート・コンテストで何度も入選しています)を誘い、新井さんと4人で梅田に向かいました。堀晃さん(梅田まで徒歩15分にお住まい)が来てくれて、その案内で土佐料理の店へ。料理はおいしいし、話は面白いし、もう最高でした。
 堀さん、新井さん。楽しい想い出をありがとうございました。
しおり.jpg
 右の画像は、今年の正月から来館者に配付されているしおりです。これも「星新一展」の記念グッズで、こういうものは入手しておきたいですね。
 ちなみに、鉄腕アトムとホシヅルのポストカード(この記事に画像があります)は完売したとのこと。会期終了前に記念グッズが売り切れるのは珍しいそうです。
「星新一展」は今月20日(日)までです。まだ行かれていない方は、どうぞお早めに。

【追記】を読む。


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『ロストワールド私家版』

 手塚治虫記念館の「星新一展~2人のパイオニア~」に行って以来、何かにつけて手塚治虫が気になっています。
 昨日、『ロストワールド私家版』講談社・手塚治虫文庫全集(10)を読みました。初読です。
ロストワールド私家版.jpg 解説(森晴路)には――
> この「ロストワールド私家版」は、手塚治虫が'46年1月に
>「マアチャンの日記帳」でプロのマンガ家としてデビューする
>前、'45(昭和20)年16歳のときに執筆した作品である。
 と書かれています。言わば習作ですね。
 昭和20年って、終戦の年ではありませんか。現在の目で見れば、物足りない点は多々ありますけれど、あの時代に16歳でこんな作品を描いた手塚治虫、その凄さを再認識しました。
 のちに出版された『ロストワールド』は、『メトロポリス』『来るべき世界』とともに、〈手塚治虫の初期SF三部作〉と言われているそうです。
 3作とも手塚治虫漫画全集版(講談社)で読みました。もうずいぶん昔ですね。
 本の奥付を見ると、『来るべき世界①』は1977年、『来るべき世界②』は1978年、『メトロポリス』は1979年、『ロストワールド』は1982年の発行となっています。
 30年ぶりに再読してみようかしらん。
来るべき世界①.jpg 来るべき世界②.jpg メトロポリス.jpg ロストワールド.jpg
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映画『時をかける少女』

『時をかける少女』を観ました。昨年の映画で、主演は仲里依紗。
 予備知識はゼロでして、筒井康隆の小説を映画化したものと思い込んでいました。しかし、違ったのですね。小説『時をかける少女』の続編、いや、後日譚というべきでしょうか。
 時は2010年。主人公は芳山和子ではなく、その娘・あかり。交通事故に遭った母に代わり、深町一夫の消息を求めて過去に旅立ちます。――本来は1972年4月に跳ばなくてはならないのに、アホみたいなミス(笑)で1974年2月に。
 物語のほとんどは、その1974年を舞台にしています。1974年2月といえば、私は16歳。小道具などのディテールが素晴らしく、それを見ているだけでも懐かしく、楽しかったです。決して悪い意味ではなく、映画というよりテレビの連続ドラマを観ているような感覚に陥りました。高校生のころに夢中になって観ていたTVドラマ『バラ色の人生』(寺尾聡、香山美子、仁科明子etc.)を思い出したりして(笑)。
 若者(寺尾聡)の住むボロアパートに、突如転がり込んできた謎の美女(香山美子)。そして始まる奇妙な同棲生活。――面白かったですねえ。
 で、ちょっと調べてみたら、あらあら何と、『バラ色の人生』の放送は1974年なんですね。実は私、『バラ色の人生』の録画テープ(再放送の分ですが)を持っていまして、3年ほど前にも観たんですよ。本放送、再放送に続いて3回目。懐かしさに感涙しましたが、それはともかく――『バラ色の人生』と『時をかける少女』の映像が見事にダブるんですよね。それだけ1974年を忠実に再現しているわけで、いやあ、素晴らしい!
バラ色の人生1.JPG バラ色の人生2.JPG バラ色の人生3.JPG
 もちろん、ストーリー自体も面白かったです。原作小説の設定そのまま、しっかりと踏襲しつつ、新たな物語が展開されます。このブログでも何度も書いていますように、私はタイムトラベルの絡んだ悲恋ストーリーが大好物です。思い切り堪能しました。
 ふと思ったんですが……。この映画、原作を知っているか知らないか、それによって見方が全く違いますね。知らなければSFミステリー映画としても楽しめるでしょう。知りまくっている私としては、そういう面での楽しみは少なかったですが、知っていることがマイナスではなく、プラスになるように作られている映画ではないかと思います。

 私にとって、『時をかける少女』の映像化といえば、何と言ってもNHK少年ドラマシリーズ『タイム・トラベラー』です。放送は1972年1月~2月。私が14歳のときですね。
 これはもう、忘れられないです。懐かしくなって、関連書籍を取り出してきました。
◎筒井康隆『時をかける少女』鶴書房盛光社・SFベストセラーズ(発行年記載なし)
◎石山透『続・時をかける少女』鶴書房盛光社・SFベストセラーズ(発行年記載なし)
◎石山透『タイム・トラベラー』大和書房(84)
時をかける少女.jpg 続時をかける少女.jpg タイム・トラベラー.jpg
 石山透『タイム・トラベラー』は、NHK少年ドラマシリーズ『タイム・トラベラー』と『続 タイム・トラベラー』のシナリオです。シナリオがあるんですから、再映像化も可能ではないかと思うのですが……。
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