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「星新一展~2人のパイオニア~」私的レポート

 昨日、手塚治虫記念館に行ってきました。
 台風接近中ということで、出かける寸前まで迷っていたのですが、名古屋の雨も大したことはなく、天気予報を見ると、なんだか大丈夫そう。思い切って出かけることにしたのです。実際、雨に降られたのは自宅から最寄りのバス停まで歩いている間だけでした。
 JR宝塚駅には午前11時前に到着。10分ほど歩くと、手塚記念館が見えてきます。調べてみたら、前に訪れたのは1995年6月20日。15年ぶりですね。
「おお、火の鳥だあ」と館内にはいると、鉄腕アトムのお出迎えです。
記念館.JPG 火の鳥.JPG 鉄腕アトム.JPG

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映画『インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~』

 映画『インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~』を観ました。言うまでもなく、原作は岩井志麻子の日本ホラー小説大賞受賞作『ぼっけえ、きょうてえ』角川書店(99)/角川ホラー文庫(02)です。
ぼっけえ、きょうてえ.jpg 昨夜の『愛しのジェニファー』以上に、あと味の悪い映画でしたねえ。『愛しのジェニファー』もそうですが、これは決して悪い意味ではありません。それだけ強烈ということです。
 特に拷問シーンは、もう何と言っていいのやら。痛さがこちらにもダイレクトに伝わってきます。そのシーンで主役を演じるのが原作者の岩井志麻子なんですが、その恐さたるや、「うひゃあ!」てなもんです。いやほんと、ほかの俳優たちを圧倒する存在感でしたね。個性派俳優として充分にやっていけるのではないでしょうか。
 参りました!
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映画『愛しのジェニファー』

 ダリオ・アルジェントって、ものすごーく好きというほどではないけれど、ちょくちょく作品を観てしまう映画監督のひとりです。先日、久しぶりに『デモンズ』を観て、何となくアルジェント作品をネット検索していたら――
 ん? 『愛しのジェニファー』?
 ジェニファーという名前に、私は心躍るものを感じました。
フェノミナ.jpg 私が観たアルジェント作品のなかで最も好きなのは『フェノミナ』でして、その主人公である美少女の名前がジェニファーなんですね。
『フェノミナ』は本当に面白かったです。――虫と心が通じ合う美少女ジェニファー。謎の連続殺人事件。チンパンジーの大活躍。前半はスリラー・タッチで、後半はスプラッタ。
 大昔に観た映画なんですが、けっこう細部を覚えています。いや、最も印象に残っているのはジェニファー役の女優さんです。めちゃ可愛かったのですよ。
 書影は、関美冬によるノベライズ『フェノミナ』集英社文庫コバルトシリーズ(85)。――ジェニファーが可愛いので、通例より大きな写真をアップしてしまいます(笑)。
 閑話休題。
 アルジェントでジェニファーとなれば、これは観ないわけにはいきません。レンタルし、先ほど鑑賞しました。
 醜悪な顔に美しい肢体。知的障害を持つ無邪気な色情狂。殺人鬼の人肉喰らい。そんなジェニファーの肉体に翻弄される男たち。繰り返される惨劇。
 う~~ん。とんでもない映画でしたね。ジェニファーは決して悪気はなく、本能のままに生きているだけ。美しい肉体を最大限に活用する以外に、生きていく術はないのですよ。
 フリークス映画も含め、ホラー映画は数多く観てきましたが、あと味の悪さという点では、この映画はトップクラスに位置しますね。
 今晩、夢にジェニファーが出てきて、うなされるかも。
 いい意味でも悪い意味でも、忘れられない映画になりそうです。
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森下一仁・短編集リスト

 ゆえあって、森下一仁の短編集リストを掲載します(ショートショート集、連作集を含む)。

『コスモス・ホテル』ハヤカワ文庫JA(80)
『宇宙人紛失事件』徳間文庫(84)
『天国の切符』新潮文庫(85)
コスモス・ホテル.jpg 宇宙人紛失事件.jpg 天国の切符.jpg
『夢の咲く街』集英社文庫コバルトシリーズ(86)
『思考転移装置顛末』講談社・Jノベルス(87)
『平成ゲマン語辞典』双葉社(92)
夢の咲く街.jpg 思考転移装置顛末.jpg 平成ゲマン語辞典.jpg

 昨年10月25日の記事「森下一仁、神林長平のショートショート集」もご参照ください。あ、久びさの長編『「希望」という名の船にのって』も。
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「い」を付けて形容詞?

 今日は日本語の話。
 最近、語尾に「い」を付けて、形容詞のように使う人が増えています。
 先ほども、NHKの情報番組を観ていたら、司会の女性(この番組以外では見たことがありませんが、芸人らしい)が「にぎやかい」なんて言っていました。聞いた瞬間、耳を疑いましたよ、ほんと。まあ、「やわらかい」と似た語感ではありますけどね(苦笑)。
 思えば2日前、クライマックスシリーズ(中日vs巨人の初戦)では、解説者が何度も「ざつい」と口にしていました。どうやら「雑い」らしいんですが、耳障りでしたねえ。アナウンサーが「雑な感じということですね」と、やんわりフォローしても、「ざつい」。――笑っちゃいました。
 こういう疑似形容詞を耳にすると、活用はどうなるんだろうかと思います。たとえば「にぎやかい」を過去形で話す場合、「にぎやかかった」と言うのかしらん。
 う~~ん。これも誤用ショートショートのネタになりそう(笑)。サンプルを集めて、面白いシチュエーションとオチを思いついたら、作品化すると思います。

【註】
「柔らか/軟らか」は形容動詞で、「柔らかい/軟らかい」は形容詞です。

【追記】
「きれい」の過去形「きれかった」は、以前からよく耳にしています。「きれい」は形容動詞ですから、正しくは「きれいだった」なんですけれど……。私は気になりますが、これが気にならない人は「にぎやかかった」も気にならないんでしょうね。
「きれかった」は、関西出身の芸人がよく使っているような気がします。関西の方言なのかもしれません。――方言なら、誤用とか日本語の乱れとは言えないですね。

【追記2】
「きれい」と「美しい」は似た意味ですが、「きれい」は形容動詞、「美しい」は形容詞です。「美しかった」と同じような感覚で「きれかった」と言ってしまうのかな。――と思いました。
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映画『デモンズ』

 ゆえあって、映画『デモンズ』を観ました。ダリオ・アルジェントの作品です。
デモンズ.jpg この映画を初めて観たのは、レンタルビデオショップに並んだときだったでしょうか。20年以上前のことと思います。当時、スプラッタ映画に夢中になっていて、新作がレンタルショップの棚に並ぶと、片端から借りていました。当然のことながらハズレも多かったですが、『デモンズ』は大当たりでした。
 その後、1度か2度、再鑑賞していますが、かなり前のことです。
 今回、久しぶりに観て、やはり面白かったですね。傑作と思います。
『デモンズ』は続々とシリーズ(『デモンズ6』まで?)がリリースされましたが、面白かったのは正式な続編である『デモンズ2』だけで、以降の作品(日本で勝手に『デモンズ』の邦題をつけたもの。ビデオ業界ではよくある話です)は今ひとつだった印象が残っています。
 あ。シリーズではありませんが、『ルチオ・フルチの 新デモンズ』は面白かったです。もっとも、私はルチオ・フルチの大ファンですから、ルチオ・フルチというだけで満足しちゃったという面はありますが。
デモンズ2.jpg デモンズ3.jpg デモンズ4.jpg 新デモンズ.jpg
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手塚治虫への想い

 私の想いではなく、星新一の想いです。
 晩年の星さんからいただいたハガキに、以下のような一節があります。

 仕事をへらして、むりをしないようにしています。
 手塚さんは働きすぎで、いまだに残念です。――1992年にいただいたハガキより

 私はついになにも書かなくなりました。手塚さん開高さんの例があると、のんびり生きるつもりです。――1993年にいただいたハガキより

 星さんの手塚さんへの想いが垣間見えますね。
 ちなみに、手塚さんは1989年、60歳にて逝去されました。もちろんショックでしたが、あのころは60歳なんて遥か先のことと思っていました。しかし、はたと気づけば私は53歳。あと7年で60歳です。
 この年齢になると、「早すぎるよ、手塚さん」――星さんのそんな想いが、私の胸にも実感となって込み上げます。
 星さんの言葉も胸に抱きつつ、手塚治虫記念館に足を運ぶつもりです。
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星新一展~2人のパイオニア~(続)

 チラシを紹介します。関係各所で配布が始まっているのではないでしょうか。
チラシ.jpg
(C)星ライブラリ・(C)手塚プロダクション

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『スター・ワーズ 星新一の名言160選』

スター・ワーズ.jpg 星新一・星マリナ著/江坂遊編『スター・ワーズ 星新一の名言160選』樹立社(10)を読みました。
 まずは、この本の大部分を占める星新一・名言集にざっと目を通しました。ほとんどは「どっかで読んだなあ」ですが、と同時に新鮮さも感じました。
 157ページに採り上げられている「意中に羽翼を生じ筆下に風雲を起す」を読み、ふと思い出したことがあります。『スター・ワーズ』では割愛されていますが、出典である「香港・台湾占い旅行」(『きまぐれ体験紀行』に収録)には――
>これからは、色紙に「何か一筆」と強要されたら、これを書くとするか。
意中生羽翼筆下起風雲.jpg と書かれています。で、私の所持している『きまぐれ体験紀行』講談社(78)には、写真のサインが……。
 もちろん、サインをいただくとき、すでに本は読んでいて、「ぜひ“意中に羽翼を生じ”を」とお願いしたのでした。言ってしまえば「強要」なわけですが、星さんは嫌な顔も見せず……。若気の至り(当時、私は21歳)とはいえ、なんて失礼なことを口にしたんだろうと、今さらながらに反省しております。

 さて、巻末の「江坂遊のショートショート道場」です。
 星新一の娘である星マリナが江坂遊のショートショート道場の門弟になるという趣向。――星マリナがショートショートを書き、それを江坂遊が添削指導するわけです。すべてはメールの遣り取りで行なわれ、臨場感あふれるものになっています。
 正直に言いますと、『スター・ワーズ』の発刊を知って、最も楽しみにしていたのは星マリナのショートショートでした。星新一の血を受け継ぐ娘が書くショートショートなんですよ。
 この本には星マリナのショートショートが3編収録されています。読む前は、「がっかりさせられるかも」との不安もあったんですが、一読して、そんな不安は一掃されました。というより、驚きました。
 アイデア、プロット、文章。――失礼ながら、シロートとは思えません。3編とも、きっちりとしたショートショートなんですよね。
 江坂遊とのメールの遣り取りも含め、本当に楽しませてもらいました。
 以下、書くべきか迷ったんですが……。
 第1作目「会話」には、また別の意味で驚かされました。
 私は31年前にSF専門誌「奇想天外」で商業誌デビューをしました。ショートショート2編同時掲載という変則的なデビューでして、そのうちの1編が処女出版の表題にもなった「うるさい宇宙船」です。
 星マリナの第1作(つまりデビュー作)である「会話」を読んだ瞬間、「うへえ」と思いました。何と言いましょうか、「うるさい宇宙船」と似ているのですよ。誤解のないように書いておきますが、盗作とか、そういうレベルのものではありません。着想の原点も全く違いますし、明らかに星マリナ独自の着想による作品なのですけれど、とにかく「似ている」のです。
 しばし呆然。しかし、じわじわと嬉しさが込み上げてきましたね。
 だって、そうではありませんか。31年という年月の隔たりはあるとはいえ、星さんの娘と私のデビュー作が似ている……。
 まことに身勝手ながら、不思議な縁を感じてしまいました。――おっと。マリナさんも拙ブログを読まれているのでした。迷惑だったら、ごめんなさい、です。

 最後に――
 名言の「出典一覧」を眺め、気になる記載がありました。
>『地球から来た男』(共著)
 共著? 皆さんご存じと思いますが、『地球から来た男』は星さん単独の著作で、共著ではありません。いったいどの本と勘違いしたのでしょうか。
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星新一展~2人のパイオニア~

 いろんな情報が飛び込んでくるわけですよ。たいていの情報は即座にブログに書いても構わないのですが、その段階では公けにしてはいけないものもあり……。たとえば、この件です。私が知ったのは8月下旬でしたでしょうか。すぐにでも星新一ファンの皆さんにお知らせしたいと思いましたが、主催者の正式発表がある前に、こんなところに書くわけにはいきません。
 うずうずの1ヵ月半を耐え、ようやく告知解禁となりました(嬉)。
 というわけで――
 世田谷文学館に続いて、またも「星新一展」が開催されます。正式名称は「星新一展~2人のパイオニア~」。開催場所は手塚治虫記念館(宝塚)です。
 詳細は下のポスターおよび手塚治虫記念館サイトをご覧ください。
 スタートまで、あと2週間。この1ヵ月半とは別の意味で、うずうずしちゃいます。
ヒョウタンツギ.jpg 今回、少しだけですが、私も展示に協力しています。その関係で、事前に展示内容の資料をいただきました。星新一と手塚治虫の交流にも大きくスポットが当てられ、世田谷文学館の「星新一展」とはひと味違った展示になります。言わずもがなですが、「2人のパイオニア」とは星新一と手塚治虫のことなんですね。世田谷文学館に行かれた方にも充分に楽しめると思いますよ。
 それにしても手塚治虫記念館とは、懐かしいです。私は確か、オープンした翌年に足を運びました。そのとき、記念にヒョウタンツギのピンバッヂを買いました。

ポスターを見る。


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「ボッコちゃん」

 You Tubeで「星新一」を検索してみたら、とんでもない「ボッコちゃん」が……。



 ムチャしますねえ。いけないでしょう、これは。
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ラジオ「星新一 ショートショート」

 先週月曜日にスタートした東海ラジオ「スターライトストーリーズ 星新一の世界」、毎晩楽しく聴いています。
 星新一のラジオドラマをネット検索していて、「きららむしのラジオドラマ感想」というサイトを発見しました。
 2004年、「J-WAVE SUNTORY THEATER ZERO-HOUR」という番組で放送された「星新一 ショートショート(全5回)」がアップされています。朗読は谷原章介。

 第1話 「悪魔」「おみやげ」(2004.07.26)
 第2話 「変な薬」「包囲」(2004.07.27)
 第3話 「不眠症」「来訪者」(2004.07.28)
 第4話 「盗んだ書類」「気前のいい家」(2004.07.29)
 第5話 「生活維持省」(2004.07.30)

 さっそく聴いてみました。番組の作りは東海ラジオと似ていますが、受ける印象はいささか違います。同じ朗読でも、アナウンサーと俳優では違うものなんですね。楽しく、そして興味深かったです。
 著作権が気になるところではありますが、星新一ファンとしては嬉しいです。
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映画『アイス・ステーション』

アイス・ステーション.jpg 映画『アイス・ステーション』を観ました。
惹句.jpg
 こんな惹句を見たら、たぶん騙されるんだろうなあと思いつつも、観ないではいられません。前にも書きましたが、『遊星からの物体X』大好きですから。
 結果――
 ははは。ものの見事に騙されました。
 まあ、面白ければ、それでもいいんですけれど……。はっきり言って、つまらない映画でしたねえ。
 いけませんよ、こんな惹句は。
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難波弘之・著作リスト

 昨日の記事の補足です。
 難波弘之はもちろんミュージシャンですが、SF作家でもあります。古くからの熱烈なSFファンであり、私と知り合ったのは、当然のことながらSFを通じてです。
 以下、著作リストです。

『飛行船の上のシンセサイザー弾き』文化出版局・ポケットメイツ(82)/ハヤカワ文庫JA(85)
『ときめきROCKIN' WAY』集英社文庫コバルトシリーズ(87)
『きらめきLOVIN' HEART』集英社文庫コバルトシリーズ(89)
『鍵盤帝国の劇襲』ハヤカワ文庫JA(91)
飛行船の上のシンセサイザー弾き.jpg ときめきロッキンウェイ.jpg きらめきラヴィンハート.jpg 鍵盤帝国の劇襲.jpg
 処女出版『飛行船の上のシンセサイザー弾き』のあとがきは――
> ミュージシャンが本を出す、ということじたい、今ではそれほど珍しいこととは
>いえませんが、SFの短編集を出したのは、亡くなった広瀬正氏に次いで二人
>目なのではないかと思います。
 と始まります。著者とSFの関わりが詳細に書かれていて……いやもう、マニアですね(嬉)。
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LP『センス・オブ・ワンダー』

 ゆえあって、カセットテープの整理をしています。もう20年以上は手を触れていないケースもあり……。
 いやはや、懐かしいですねえ。そのなかに、難波弘之のアルバム『センス・オブ・ワンダー』もありました。難波さんからLPをいただき、それをカセットテープに録音したものと思います。
 SFの名作をモチーフに作られた全10曲が収められています。

A面
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
センス・オブ・ワンダー.JPG『都市と星』アーサー・C・クラーク
『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム
『リング・ワールド』ラリイ・ニーヴン
『火星人ゴーホーム』フレドリック・ブラウン
B面
『夏への扉』ロバート・A・ハインライン
『地球の緑の丘』ロバート・A・ハインライン
『鋼鉄都市』アイザック・アシモフ
『虎よ! 虎よ!』アルフレッド・ベスター
『いちご色の窓』レイ・ブラッドベリ(『メランコリイの妙薬』に収録)

 問答無用の名作ばかりですね。ほとんどは私が中学から高校にかけて読んだ小説でして……。
 久しぶりに聴き、ノスタルジーに浸りまくっています。
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『陽だまりの樹』

陽だまりの樹.jpg 手塚治虫のマンガ『三つ目がとおる』にはホシヅルが登場します。
 先日、ある方が「『陽だまりの樹』にもホシヅルが描かれていますよ。ホシヅル柄の布団です」と教えてくれました。
 へえ、それは知りませんでしたねえ。
 というわけで、手塚治虫『陽だまりの樹①』小学館文庫(95)を購入。
 おお、その名もズバリ「星鶴・豆鶴」というエピソードがあるではないですか。確かにホシヅル柄の布団が何度も!
 布団カバーはいらないけれど、こんなデザインのハンカチがあったら、欲しいな(笑)。
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『シャルダムサーカス』

シャルダムサーカス.jpg ダニイル・ハルムスの新刊『シャルダムサーカス』未知谷(10)を買いました。
 いやしかし、いったい何がハルムスに起こっているんでしょう。
 ちょっと前まで、ハルムスの作品集は2007年刊の『ハルムスの小さな船』(長崎出版)だけだったんですよ。なのに今年にはいって、6月に『ハルムスの世界』(ヴィレッジブックス)、7月に『ズディグル アプルル』(未知谷)、そして今月の『シャルダムサーカス』……。
 嬉しいんですが、戸惑いの気持ちのほうが大きいです。
 ハルムスについてはこちらを。
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『星新一語録』

星新一語録.jpg 昨日の記事『スター・ワーズ』に山本孝一さんから、「おお、星新一語録がついに本に」とのコメントをいただきまして、あ、そう言えば……と思い出しました。
 1973年、星新一ファンが『星新一語録―エヌ氏の内宇宙―』という本を自費出版しているんですね。
 星新一の小説やエッセイには多くの名言がちりばめられています。それらを発行者が抜粋した本です。A5版22ページ。ぺらぺらの冊子とはいえ、内容は充実しています。まあ、星新一著と言ってもいい本ですから、当然ですが。
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『スター・ワーズ』

 江坂遊さんから新刊のお知らせをいただきました。
 星新一・星マリナ著/江坂遊編『スター・ワーズ 星新一の名言160選』樹立社
 樹立社と言えば、江坂遊編『星新一ショートショート遊園地』が記憶に新しいですね。
 まだ発売前ですので、樹立社サイトから内容紹介を引用させていただきます。

 ショ-トンョ-トの神様、星新一が生み出した言葉の小宇宙。
 愛弟子の作家・江坂遊さんが特別に選び出した始めての名言集です。
 代表的なショ-トショ-ト集や、今では手に入りにくいエッセイ集、編者の江坂さんにかけられた言葉などから、星新一の人となり、生き方、思想が浮かび上がってきます。
(内容)
1章☆星が飛び出す言葉・・・・・・・膝を打つ言葉の数々(45ワ-ズ)
2章☆星がまたたく言葉・・・・・・・・妙に納得してしまう言葉の数々(30ワ-ズ)
3章☆星と輝く言葉・・・・・・・・・・・・真理にせまる言葉の数々(31ワ-ズ)
4章☆星を知る言葉・・・・・・・・・・・星さんを知る言葉の数々(31ワ-ズ)
5章☆星を創りだす言葉・・・・・・・創作の秘密にせまる言葉の数々(23ワ-ズ)
特別付録☆江坂遊の「ショ-トショ-ト道場」・・・・星マリナのショ-トショ-ト3編
 付録の江坂道場は読みやすいメ-ル文で構成、星マリナさん(星新一・二女)初のショ-トショ-ト作品を収録。
 さらに各章に星ム-ナさん(星マリナ・二女)のイラストが加わり、まさに巨星のDNAを受けつぐ“ワンダ-3”総出演の特別編集です。

「ショ-トンョ-ト」なんて誤植(発音できない)には笑ってしまいますが、それはともかく、これは絶対に楽しい本ですね。楽しくないわけがありません。しかも星さんの次女・マリナさんのショートショートも収録! 興味津々であります。
 発売予定は13日(水)とのことです。

【追記】10月8日
 樹立社サイトの内容紹介が、より詳細になっています。誤植の「ショートンョート」は「ショートショート」に、それと、誤って記載されていた「星ム-ナさん(星マリナ・二女)」も「ホワイト星ムーナさん(星マリナ・長女)」に修正。
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ジェームズ・ハーバート著作リスト

 若いころ、無我夢中で読んだ作家が何人かいて、ジェームズ・ハーバートもそのひとりです。最初に邦訳された『鼠』がとにかく私好みで、すごく面白かったのですね。
 以後、新刊が出るたび、すぐに読んでいましたが、いつしか情熱が薄れ……。
 今年の6月、この記事を書いたとき、ふと――
 ハーバートを読まなくなって、久しいなあ。何冊くらい翻訳が出ているんだろう。
 と思いました。調べてみると意外なことに、この20年間、ほとんど翻訳されていないと判明。
 あら。持ってない本、3冊だけ? せっかくだから揃えておこうかな。
 この先、読むかどうかはわかりませんけれど、一時期とはいえ大好きだった作家ですからね。
 というわけで、探求開始。
 先日、ハーバートの全邦訳書を揃えることができました。
 となれば、はい、著作リストです(笑)。

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映画『犬神の悪霊』

 映画『犬神の悪霊(たたり)』を観ました。
 噂には聞いていましたが、これは怪作ですねえ。1977年の映画ということですが、1960年代って感じがします。ラスト数分の展開には唖然呆然。こういうの、大好きです。
 最近、特に理由はないんですが、古い邦画を3本、立て続けに観ました。ほかの2本は『黄金バット』フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』――どちらも子どものころ、封切り時に観た映画です。むちゃくちゃ懐かしいし、いま観ても面白かったです。
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ラジオ「星新一の世界」

 おっと。
 お知らせするのを忘れていました。
 星新一公式サイトによると、10月4日から東海ラジオで「スターライト・ストーリーズ 星新一の世界」という番組がスタートするそうです。毎週月曜から金曜、午後9時半~9時50分。
 東海ラジオのサイトに、第1回目の放送(明日)の内容が紹介されていました。

東海ラジオミッドナイトストーリーズ「星新一の世界」
「ショートショートの神様」と呼ばれる星新一氏の作品を、1日1話読みきりで、東海ラジオのアナウンサーがお届けする。記念すべき第1回目は、山崎聡子アナウンサーが『妄想銀行』の中から「黄金の惑星」を朗読でお届けする。

 だそうです。この紹介では「ミッドナイトストーリーズ」となっていますが、正しくは「スターライト・ストーリーズ」です。

【追記】10月4日
 本日の「中日新聞」朝刊・ラジオ欄より――
番組紹介.JPG

【追記2】10月4日午後10時ごろ
 第1回目の放送が先ほど終わりました。タイマー予約しておいたのですが、番組は9時半より少し前にスタートし、冒頭部分を録音することができませんでした。さっそく時計を微調整。第2回目からは冒頭から録音できると思います。
 ちなみに、明日は――

東海ラジオスターライトストーリーズ「星新一の世界」
「ショートショートの神様」と呼ばれる星新一氏の作品を、1日1話読みきりで、東海ラジオのアナウンサーがお届けする。今夜は、村上和宏アナウンサーが『ごたごた気流』の中から「条件」を朗読でお届けする。

 あ、番組のタイトルが修正されていますね。

【追記3】10月5日午後10時前
 2回目の放送が終わりました。1回目とは違って、9時半ちょうどにスタート。昨日は冒頭を録音できなかったので、20秒前から録音を始めるようにセットしたんですが……。
 3回目以降はどうなんでしょうか。

【追記4】10月6日午後9時半過ぎ
 第3回目も9時半ちょうどにスタートしました。このまま定時スタートとなってくれると嬉しいです。もっとも、20秒前に録音スタートという設定は変更しませんが。
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武野藤介・所有本リスト

『コント文學と創作法』を読んで以来、武野藤介のコントが無性に気になっています。
 昨年6月30日の記事に――
> この本の著者・武野藤介は日本ショートショートの歴史において、いささか気になる
>存在でもあります。きっちりと紹介しなければならないと思っていますが、まだまだ調
>査不足の段階です。とにかく著作が多すぎて、何から手をつければいいのやら、とい
>う感じなのです。
ミミズからの伝言.jpg と書きました。武野藤介の本は見かけると買うようにしていて、適当に読んでいますけれど、男女の情欲話が多くて、私はそういう話が好きではなく……。どの本も数編読んだだけで放置しちゃっています。
 いいかげんな態度を反省し、きっちりと読み始めたのですが……。
 う~~~ん。『コント文學と創作法』を読む限りでは「コント≒ショートショート」なんですが、「武野藤介のコント≠ショートショート」と感じてしまいました。もちろん、これは私の感覚ですし、それでショートショートの先駆者としての功績が減じられるわけではありません。『コント文學と創作法』を著しただけであったとしても、その功績は極めて大きいと思います。
サゴケヒ族民謡の主題による変奏曲.jpg 武野藤介を読みまくっている最中、田中啓文『ミミズからの伝言』角川ホラー文庫(10)や田中哲弥『サゴケヒ族民謡の主題による変奏曲』KODANSHA BOX(10)なんて本を送っていただいたりして、これがまた、めちゃ面白そうだったりして……。
 武野藤介ばかり読んでいると疲れるので、この2冊も並行して読むことにしました。――女の体内にミミズが500匹って、これ、自主規制でしょうか。私なら2倍しちゃいますね(笑)。おっ、『サゴケヒ族民謡の主題による変奏曲』にはショートショートも収録されているではないですか(嬉)。
 いやあ、楽しいですね。
 癒しの時間を与えていただき、ありがとうございます。>田中啓文さん、田中哲弥さん

 武野藤介のコント集に関しては、いまだに全貌が掴めずにいます。だいたいの著作タイトルは判明しているのですが、その内容は、所有している本以外は不明。タイトルだけで内容を判断するのは難しいですし、随筆集にコントが収録されているケースもありますし……。
 この機会に、所有している武野藤介の本を整理してみました。
 以下、全所有本リストです。(おおむね刊行順)

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